ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

身近な人と食事ができる幸せ

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年越しそば

 

こんにちは

晦日の夕方、皆様いかがお過ごしでしょうか

 

最後の1週間は、慌ただしい日が続きましたが、宿題をほぼ終えて、今日は、東京の実家で迎えることができました

お陰様で、実家の両親の無事も確認でき、平和な1年を締めくくることができそうです

 

晦日といえば年越しそば

両親は九州の出身ですが、そばは食べません

私は東京出身ですが、大阪で学生時代を過ごしたこともあり、やはりうどん派

 

実家の近くに、家族経営の蕎麦屋さんがあるのですが、

娘が気に入っていて、実家に帰省するときは、大抵必ず1度はそこにいきます

そこは、うどんは勿論、名古屋のきしめんもあって、助かります

 

そのお店は、大通り沿いに面していますが、基本、住宅街の中にあります

あんまり食べ物屋さんは多くないのですが、次第に周りのお店が閉まっていく中で、ほぼ唯一、通り沿いで残っているお店

 

わずか4テーブルの狭い狭いお店ですが、とても繁盛しています

私が子供の頃からある、蕎麦屋

昔は、出前用のバイクがお店の後ろに止まっていました

 

昭和、平成と時代を区切るのは陳腐かもしれませんが、

あえていえば、昭和のお店

 

そこにAI時代にも生き残る、エッセンスがあるような気がします

 

それは何かを自分なりに考えてみました

 

1.敷居が高くない

おそらく、オシャレな人も、家ではノンビリくつろいだ服を着ていることと思います

ハレとケではないけど、いつも気を張って装っているのは疲れます

普段着の自分でいい

人に過度に気を遣う必要がない

 

2.いつ行っても、馴染みの店員さんがいる

このお店でも時々アルバイトを雇っているようですが、基本はご主人と奥さんの2人

気分的には、親戚の家に行っている感じ

親しき仲にも礼儀ありで、一線は引かれているけれど、取り繕った過度なサービスは無し

ご主人も、職人気質で、基本丁寧だけど、ざっくばらんな方

基本、本音で接してくれる

 

3.風呂屋さんのような、小さな社会がある

なにしろ狭いお店で、結構繁盛している

すると、荷物を置く場所、注文の仕方、次に待っている人への配慮などが、必要

意外といろんなところから来ているから、顔見知りばっかりという訳でもない

 

サイクリングの途中で立ち寄ったと思えるような出で立ちの、若い青年

 

老齢の女性の近所の大学教授

 

30代前半とおぼしき夫婦

 

祖父母と夫婦、孫といった大家族

 

だけど、たぶん自分勝手な振る舞いをしていると、次に顔をだしにくい「狭さ」を感じる

いい意味で村社会での気遣いがある

 

ここに来れば、その「暗黙の規範」が保たれている

 

適度にハイコンテクストな社会ならではの、決して気取らない、ほっとできる場所

 

総じていうと、実家か、親戚の家が近くにあって、そこに呼ばれるという感じです

 

私が学生時代、ある同期の学生が、ゼミの真っ最中に自分はゲイだと告白した時、大学院生が「家族社会学」の定義を見直さなければと言ったとき、「家族」って何だろうと思ったことがあります

 

血縁関係とかパートナーのあり方は問わず、「家族」とか「地元のコミュニティー」というところは、「自分の気持ちを解きほぐせる場所」ではないでしょうか

 

そして、その具体的な場面は、一人でも寂しくなく、食事ができる場所

 

”それ”を提供してくれるお店は、食べ物屋さんにしても、何にしても、根強く生き残っていくのではないでしょうか

 

 

やっぱり、食事をするなら、家族か、家族ライクな場所で食べたい

話題が拡散してしまいますが、「子ども食堂」もその表れではないかと感じます

 

www.nhk.or.jp

「ハレ」の日ではなく、「ケ」、日常で、自分自身でいられる場所

出前で高級レストランの食事を運んでほしいわけではない

 

家族や、見知った親戚、あるいは仲間の中で、食事ができる幸せ

 

僕がよく引用する、原始時代には、きっと、焚火を囲んで、集落の中のメンバーと一日生き延びたことを皆で言祝ぎ、踊り、歌っていたことと思います

 

そういう人類の長い長い歴史の中にあるDNAは、AIが発達してもそう簡単には消えさらないような気がします

 

むしろ、AIが発達すればするほど、口コミで、さらに広がりをもって、このお店に人が集まってくる

 

若い人も含めて

 

そんな「懐かしい」お店に、大晦日の日に行けたことに感謝しています

 

それでは、年末の締めくくりにうつらせていただきます

 

この10月からはじめたブログも3ヶ月続けることができました

これも、ひとえに読者の皆様のおかげです

心より感謝申し上げます

 

また、来年も、楽しく続けられたらと思っております

どうぞ、お気軽にこのブログにお立ち寄りください

お待ちしております

 

皆さま、どうぞよい年をお迎えください

 

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クリスマスプレゼント!? ~ショーシャンクの空に~

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名駅付近のライトアップ

おはようございます

クリスマスの朝、昨晩はいかがお過ごしでしょうか

誰もいないビル街のライトアップは、暖かくで物悲しいです 一人で見てると

 

昨日は午後から会社に行っていました

今日の打ち合わせに間に合わせるために、宿題を片付けていたらいつの間にか夜8時位に

外は寒かったのですが、思いなしかカップルが多い

そうか、今日はクリスマス・イブ...

 

私は、コカコーラが発明した、赤いサンタさんから始まって、商業主義的なクリスマスが苦手・・・という、ちょっとメンドクサイやつです

クリスマスプレゼントも子どもに渡していない・・・

彼女の胸のうちはどうなのか、ちょっと可哀想な気もするけど、

毎日、見えないプレゼントを渡せばいいのさ・・・と手前勝手な言い訳を心の中でつぶやく

 

今日は、一昨日DVDで見て、心に残った映画の話です

 

ショーシャンクの空に

 

ショーシャンクの空に [DVD]

ショーシャンクの空に [DVD]

 

 

ご覧になった方も多いかもしれません

  

印象的なシーンを回想しながら、意味を振り返りたいと思います

 

無実の罪で、終身刑を宣告され、とある刑務所に収容された、若き銀行副頭取、Andyが主人公です

  

刑務所に入ってくるAndyら新入り達を、取り囲んで面白そうに迎える、すれた収容所のベテラン達

その中にいるのは、温顔ですが実は悪そうに見える、背の高い中年の黒人、Red

副主人公です

 

その後、オフィシャルに迎える、スーツを着こなした白人男性と、制服の所員達

聖書を大事にせよ、神を冒涜するなと言う、この男性は所長

一見、ちゃんとしてます

 

質問は?と所長が聞いたことに対して、素朴な質問をぶつける新入りに対して、暴力をお見舞いする所員

その夜、一人の新入りは、泣き叫んだだけなのに、所員による暴力ともいえる制裁によって・・・

 

ある閉ざされたコミュニティーの中、オモテの絶対権力が支配し、またウラの絶対権力(Redとは違う、ホント?のワル)が支配する世界

 

絶望的に見える世界ですが、ベテランのRedは言います

「These walls are funny. First you hate them ,then you get used to them. Enough time passes, you get so you depend on them.」

「刑務所の壁ってやつは、おかしなもんだぜ

はじめは憎むけど、その内馴れちまう

時間がたてばよ、いつの間にか、その壁様に頼ってるって訳さ

 

どんな世界でも、人間はいつしか馴れてしまう

適応し、むしろそれが変わることをおそれてしまうということでしょうか

 

Andyは見かけは、優男ですが、なかなかどうして、しぶとく、クールに刑務所の中でやっていきます

 

ある時、持ち前の銀行員としての知識を駆使して、所員を懐柔しながら、実は仲間思いのRed達にあるプレゼントを送ります

身の危険を冒しても、リスクをとって、チャンスを掴みます

 

そして所長からも能力を認めてもらうと、少しずつ得ていった特権も活かして、刑務所の中に、図書館をつくっていきます

とてつもないしぶとさで

 

図書館をなぜつくったか

それは「本」があるから

歴史も、ロマンスも、哲学も、その中にはある

たとえ自由が奪われても、そこに没頭している時間は誰にも奪われない

ただ文字が書かれているだけなのに

人類の知恵、そのことを気付かせてくれます

 

そして、ある時、刑務所に送られてきたプレゼントの中に、レコードを発見します

 

急に思い立った彼は、刑務所全体に聞こえるように、無断で、イタリアの歌姫の声を届けます

それは、彼から刑務所にいる皆への突然のプレゼント 

 

歌、音楽の持つ力を感じました

心のバイブレーションを引き起こすことができる、これもまた、大切な人類の知恵、というか本能

 

そして、こういったAndyの持つ哲学は・・・

希望というキーワード

 

 

ちょっと長いですが、この後、懲罰房に入れられて、出てきた AndyとRedの会話です

 

Andy「I had Mr.Mozart to keep me company

モーツアルトを持ってたから、大丈夫だった」

 

Red「So,they let you tote that record player down there, huh ?」

「レコードプレーヤーを持ちこめたのか?」

 

Andy「It was in here...and in here. That's the beauty of music. They can't get that from you. Haven't you ever felt that way about music?」

「ここだよ、この僕の中にあるのさ それが音楽の素晴らしさだよ 奴らには奪えないんだよ いままでそんな風に音楽を感じたことはない?」

 

Red「I played a mean harmonica as a younger man. Lost interest in it though, didn't make much sence in here.

「まだ若い頃、ハーモニカを吹いていたことがあったよ でも、もう興味はない ここでは何の意味もないのさ

 

Andy「Here's where it makes the most sense. You neet it so you don't forget

「ここでこそ、意味があるんだよ それがあれば、忘れないで済むんだ

 

Red「Forget?」

「忘れるって?」

 

Andy「Forget that there are places in this world that aren't made of stone, and that there's something inside that they can't get to , and that they can't touch. It's yours.」

「忘れてないかい? 世の中には石ころからできてないものもある、そいつはあいつらが立ち入れない所にある 触ることもできない それは君が持っているんだ

Red 「What're you talking about?」

「何のことだい?」

Andy「Hope

希望さ」

Red「Let me tell you something my friend. Hope is a dangerous thing. Hope can drive a man insane.」

「ちょっと言わせてくれ 希望っていうのは危険だ 人を狂わせちまう」

 

希望には、勇気が要る

とくに絶望的な局面では

でも、最後まで見終わった人は、その勇気を少しわけてもらえたのではないでしょうか

 

最後に、Andyは、誰も考え付かないことをして、この言葉を現実にしていきます

 

人に2種類あるとすれば、・・・

Andyは言います

Get busy living or get busy dying

生きることに一生懸命か、死ぬことに一生懸命か

 

希望を持たないということは、自分を殺していくということ

 

幾つになっても、いつまでも、希望を持てるということは幸せ

それは、夢という言葉が適切かもしれません

 

それでは今日はこの辺りで

 今年最後の週ですね

皆さん、ご自愛ください

 

ショーシャンクの空に [DVD]

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マンション管理組合の役員になったらすること!? 

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ベネチアのアパート街

 

おはようございます

年末の3連休、皆様いかがお過ごしでしょうか

 

今日は、私が住んでいるマンションの話題です

 

昨日、マンションの管理組合の、年1回の総会があり、夕方から約2時間以上かかって終わりました

 

年末の忙しい時期ということもあって、総会には、数年間出なかった時期もありましたが、今年は自分が役員に当たる番で、構えて出席しました

 

開始数分前に着くと、かなりの人が着席して待っていて、あわてて席につきました

約20戸ほどの小規模のマンションですが、9割くらいの出席率でした

 

議題としても、管理費の値上げがありましたし、大規模修繕の話もあったからか、皆さんの関心も高かったのではと思います

 

余談になりますが、この日本語でいう「マンション」

要は集合住宅ですが、歴史を紐解くと、ローマ時代にまで遡るようです

 

インスラとよばれる、古代ローマ時代の高層住宅

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インスラ("My Works" by Mitsuko Onodera of "Pinterest")

ローマの都市化により、土地が高騰し、一戸建てのドムスという邸宅は上流階級向け市内に住む住民の多くは、インスラとよばれるアパート住まい

 

ただ、多くは投資家により建てられたため、安普請で倒壊し易かったとのこと

 

高さは、火災と倒壊の危険から、皇帝のアウグストゥスは、高さ制限を20.7mまでにしたとのこと

起源200年代後半で、最大5万棟のインスラがあったそうです

 

また余談になりますが、森ビルは、理想の都市モデルとして、Vertical Garden City、立体緑園都市を掲げています

都市のヴィジョン:Vertical Garden City|森ビルの都市づくり|森ビル株式会社 - MORI Building

 

建物を超高層化し地下も活用することで、地上は緑と人に解放するというものです

 

このように、

・「都市」、人が一所に集まってくること、の魅力が変わらない限り、

・「都市」という、人が集まる場所の魅力を維持するためには、

  ↓

「集合住宅」が必要

 

前置きが長くなってすみません

 

私が住んでいるマンションの特徴についてふれたいと思います

約20戸と戸数が少ない

管理組合の役員経験がある人が多い

自分ごととして考えてくれる傾向にある(明日はわが身

→管理会社の一戸当たりの運営コストは高くなり易い

 

エレベーターや機械式駐車場がない

形状が意外に複雑で、建て屋も3つくらいの棟がつながっている

・外装が特徴的

維持費や修繕費は安いはずだが、修繕の手間はかかりそう

 

・新陳代謝はあるが、比較的高年齢層が多い

実需で所有者が住んでいるケースが多い

管理組合運営には、真面目に関心を寄せる人が多い

 

ということで、意思決定には時間がかかるものの、一人一人としっかり向き合うことが大事だし、それができそうな感じがします

 

 

さて、私の役員の立場ですが、主に「修繕委員会」を担当することになりました

 

大規模修繕は、結構やっかいです

 

大きな金額が動きます


やむを得ない面がありますが、

「管理会社」「工事会社」は、ここでビジネスとしての利益を上げようとします

 

一方、区分所有者としての我々は、コストパフォーマンスが良く、効果的な工事をしたい

 

そのためには、この約20戸に住まう方々の力を、チームとして最大限に発揮するためにどうしたらよいか、を考える必要があります

 

昨日の管理組合総会では、幸い出席率が高いため、だいたいどの辺りの人の発言意欲が高いかを見ることができました

 

だいたい、2:6:2で組織は動きますので、この2の人、オピニオンリーダーであり、行動するリーダー層が引っ張っていく必要があります

 

総会の後、修繕委員会に関心がある人を募集すると、5人程度は集まってくれました

約25%ですから、十分です

 

これに、回覧でさらに後から入りたい人を加えれば、むしろ多いくらいですが、

議論を進める場合、最も活性化するのは、経験上5人くらい

 

あと、皆さん結構、自尊心が高い方が多そう

こういう時こそ、1on1 ミーティングは有効だとも感じます 

www.nagotaro.work

 

ということで、建築の知見がある人、冷静かつ積極的に意見をいってくれる人、老若男女、できるだけ多様なメンバーで、修繕委員会を構成できればと思います

 

今回の大規模修繕は、マンションの住人にとっては、ある意味、面倒ではあります

ただ、このゆるやかな街のコミュニティーの中で、いわゆる"お祭り”の代わりになる可能性があるかと思っています

 

連絡をとりあったり、議論をしたり、集まったりすることで、お互いの人となりを知り、成熟したコミュニティーをつくっていくプロセスができればと考えています

 

それは、高齢化傾向にあるこのマンションで、セキュリティー、あるいは高齢者の見守りという観点でも助けになるのではと思います

 

ということで、私自身、少し気を張りながらも、良い機会と捉えて、この1年間、管理組合の役員をやっていきたいと思います

 

今後、来年1年間は、時々このブログにも、この管理組合や大規模修繕について、現在進行形でご報告させていただきます

 

それでは、よい日曜日をお過ごし下さい!

 

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1 on 1 ミーティング!? 味方になるということ 

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1 on 1 ミーティング (写真ACより)
 

おはようございます

 

いよいよ年末に近づいて参りました

私もここ2週間くらいが山でした

おかげさまで、何とか乗り切って宿題を持ち越さずにすみそうです

まだ何があるかわかりませんが

 

みなさん、1 on 1 ミーティングって、聞いたことはありますか?

 

ヤフーでは、「部下の才能と情熱を解き放つ」という人材育成方針の下、週1回以上、上司と部下が約30分の話し合いを持っているそうです。

 

そして、「コーチング」「ティーチング」「フィードバック」というスキルを体系化して、管理職研修も行っているそうです

 

これって、

ちょっと悩んでそうなメンバーに、

「一緒に昼飯行くか?」とか、

「今日は、飲みにいくか?」とか、

「ちょっと話聴こうか?」・・・

というのと同じでは?

 

半分は同じで、半分は違うという感じでしょうか

 

私流に解釈すると、

味方になる

対等な立ち位置で、双方向で話しをする

というところは同じかなーと思います

 

もっとも、お説教の場になる危険性があるという意味でも同じです

 

1ヶ月間くらいに行ったある異業種同職種交流の場で、「どんなメンバーであっても、一人一人の可能性を信じて向き合うしかないと思う」という青臭いことを言ったら、分別がありそうな方から、「1on1ですね」と、さらっと言われてしまいました

 

いわゆる組織には表面上のヒエラルキー、タテマエがあります

 

これは、フリーアドレスの職場でも、毎日同じ顔ぶれの職場でも共通します

 

スタートアップ企業や、独立心が高い仲間で構成されたある意味成熟された企業は別かもしれません

 

日常的に、合法的に?、けんかしたり本音で話し合っている環境であればいいですが、

いろんな事情で集まってきてしまっている「会社」は、だましだましやっていっている部分もある

 

ちょっと、寄った言い方をしましたが、「誠実に向き合って仕事をしよう」と思い込んで頑張っていればいるほど、疲れることもある

いわば、組織にも個人にも精神疲労はたまるわけで、ほぐしが必要

 

1週間も真剣に仕事を組織でしていると、たとえ「のっている」ときでも、自然と硬直したり、周りが見えなくなったり、どこかでストレスとためこんでしまいます

 

そこで必要なのは、「味方」と本音で話し合える時間だと思います

メンバーの1人1人に、「公平」に「えこひいき」をする

 

もちろん、上司側からすると「進捗確認」という意味もありますが、どちらかというと、私の場合は「進捗共有」と自分に言い聞かせています

 

 

昨日は、メンバーと私をあて先にいれて、メンバーの課題を、私達の課題という形で捉えるフォーマットで洗い出して、メールを作成し、連名で出しました

 

ちょっとやりすぎかもしれませんが・・・そのメンバーの個性に合わせてアレンジしてみました

 

また、とくにフリーアドレス化が進んだり、メンバーに任せる範囲が大きくなればなるほど、定期的な1on1は大事になると思います

 

仕組み化した1on1を、1~2週間に1回、1ヶ月に1回

チームでも1回

行うことは意味があるんじゃないかと思います

 

ちなみに私の場合、チーム単位でのミーティングは、これまでもありましたが、上からの通達を下ろしていくというところが出発点にあって、目的が違っていました

 

これからは、時間帯を区切るか、フォーマルな通達は5分でさっさと終わらせて、場を切り替えようかと思います

 

最後に「味方になるということ」ということについて

数年前にある人から、最もパワフル」なやり方なんだと教えてもらいました、そもそ

 

その人は、決して口調がやさしいわけではありませんが、人望があるように見えました(同じ会社ではありません)

 

味方になる=信頼するということだとも思います

 

メンバーの味方になって、話しをする時間をとる

これを、継続してやっていこうと思います

 

それでは、良い週末をお過ごし下さい!

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睡眠の質を上げるにはどうすればいい!? ~睡眠が仕事に及ぼす影響~

睡眠

睡眠

 

おはようございます

 

先日、私が所属するグループで新人が入ったので、ミーティングで、お互いの趣味の紹介をすることにしました

 

そこで、一見クールな理系の若者曰く、「3つあります」と言います

①飲むこと

②寝ること

献血すること

 

献血の理由はよく分かりませんが、飲むことは、まあ共感を覚えなくもない

でも、寝ること? わざわざ趣味に挙げる理由があるの?

 

彼は、毎日夜10時に寝て、朝7時頃起きるそうです

9時間睡眠

 

私の娘と同じくらい

 

それに対して、新人君が、夜10時くらいから、朝2時くらいまでが、睡眠の質がいい時間だとコメントしてくれた

 

え!?そんな早い時間

でも、確かにそんなことを聞いたことがあったような無かったような・・・

 

誰しも言う台詞かもしれませんが、私も20代の特に前半は無茶苦茶な生活でした

 

前職の商社で、入社直後は、テキスタイルの貿易部門にいました

 

昼間、大阪の繊維メーカーをはしごして、生地をもらってくると、中東帰りの先輩の横で、しこしことサンプルをつくる

 

気が付くと夜10時くらい

 

それから家に帰り、朝は誰よりも早く会社に来て、テレックス(今は誰も知らないと思いますが)を配る毎日

 

金曜日の夜、先輩にクラブに飲みに連れて行ってもらい、先輩の歌をきいて一週間が終わるという暮らしでした

 

いま思うと、粗放労働、労働集約的というか、AI代替もいいところだと思います

 

もっとも、先輩方が、サンプルを手でムニョムニョ触って、見た目は真っ黒、真っ白(中東向けは、民族服に使われるので)な生地を、サテンの縦横〇番とか、判別する技は、今でもリスペクトですが

 

 

 

話が脱線しました

 

40代半ばから、体質が変わったのか、朝早く目が覚めるようになりました

それと共に、ある程度早く寝ないとつらい体質に

 

思い出したのですが、さきほど挙げたテキスタイルの職場で、課長が「これいいぞ」と言っていたのが、日曜日は夜9時頃寝てしまえ、という言葉

 

なぜ、日曜日だけなんだ!?というつっこみはさておき、忙しい職場でさえ、実は睡眠が大事だという価値観はあった

 

今、この年齢では、間違いなく、睡眠の質が仕事に影響を及ぼしていることを体感します

 

これら、睡眠に関する一般常識については、厚生労働省が2014年に睡眠について指針を発表しています

www.mhlw.go.jp

 

お上がここまで、「国民」に対して訓示する必要があるか?という気もしますが・・・一度斜め読みしても良いのではないでしょうか

 

皆様が思っている常識を確認できます

 

一方、最近聞いた話で気になったのが、

朝目が覚めて13時間たつと、作業能率が低下し始める

17時間以上起きると、血中アルコール濃度が0.05%と同じレベルになる

つまり、「酒気帯び運転」と判定されるほどのアルコール濃度だということ

allabout.co.jp

 

昨日は、朝4時におきて、夜10時まで仕事してました・・・

正直、夜8時くらいで限界

あとは気合でしたが、やっぱりやりすぎ

 

自戒をこめてまとめますと、私自身にとっての「睡眠の質を上げる」工夫

 

①夜10時就寝目標 (睡眠の質が高いのは夜10時から朝2時まで)

②朝は早く起きて、ジョギングする

朝、昼、夜とも、規則的に、身体にいいものを食べる、腹八分

昼間は集中して、できるだけ楽しく働く、むだな仕事は断捨離する

残業は早く切り上げ

⑥基本、アルコールは飲まない

仕事以外の、自分の楽しみをもつ(ブログもその一つ)

 

この中で、私にとっては④仕事の質が大事です

働き方改革(働き方変革))とも関係します

 

仕事でもやもやすることがあったり、遅くまで仕事をすると、⑥アルコールが飲みたくなり、①就寝時間がのびて夜更かしして・・・という悪循環

そういうときは、ジョギングでサイクルを断ち切ります

 

あと⑥アルコールを飲みすぎないことも大事

今日は、夜飲み会です

気をつけて1次会でさっと切り上げます

 

書いてみれば当たり前のことばかりですが、自戒をこめてまとめてみました

 

それでは、皆さん、今日も元気に行ってらっしゃい!

 

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働き方変革(働き方改革)の進め方!? ~小室淑恵さんの講演・本について~


経営戦略としての「働き方改革」~小林史明×千葉太×野坂章雄×山口文洋×小室淑恵

 

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

 

 おはようございます

 

みなさん、小室淑恵さんという方はご存知ですか?

「小室」という姓から芸能人?的なラベリング、それから、このビジュアル

 

正直、どちらかというと、うさんくさいなーと思ってしまいました

失礼ながら

 

でも、この方、いまでも生き残っています

また、本も何冊か持っていて、数年前から書かれていることに、ぶれはありません

 

見ようによっては、働き方変革(改革)ブームが続く中で、同じフレーズを使いまわしているとも言えないこともありません

 

でも、冒頭のyou tubeグロービスでのパネルディスカッションを見て、傾聴もできる、頭の回転も速い、思いもある、決して、表面的な人ではないと思いました

 

今、会社では、「働き方変革」をやっていこうという動きが出てきています

 

私が勤めている会社は、体質的には、このyou tubeの中の、某ビル管理会社さんに近いものがあります

 

仕事の内容も似ていますが、今の経営陣が新事業への取組みを積極的に進めていこうとしている中で、できるだけ従業員の数は増やしたくないという背景があります

 

人口減少云々という、日本全体の流れもありますが、会社としての単独の経営課題として、「ルーティーン業務は効率化」し、その分の時間で、「創造的な業務、付加価値の高い業務をしたい」という思いがあります

 

 

いくつか、このyou tubeの講演で記憶に残った言葉として

 

ドルマネジメント(部・課長)に権限委譲した

 彼らが真剣に思いを持って取り組む形にした 

 

トップダウンで進めたが、

 文句はいまこの場か自分に言ってきてほしい

 決して、部下との飲み会の席で愚痴を言わないでほしい

 

・系列の会社で、旧い体質の会社だったあの会社から、

 こういう発想が出てきたということに注目してください

 

・あと2年が大事なんです

 第二次ベビーブームの女性が産みたいと思える環境にしないと、

 絶対数が少なくなってしまい、出生率が上がっても間に合わなくなる

 (20××年の、日本の人口数、生産人口の占める割合の図を示して)

 

ちなみに、これまで私は、働き方変革を、生産性向上という大括りでしか捉えておらず、この最後の、女性という視点は、私の中でも正直弱いところがありました

 

あらためて社内の女性を思い浮かべると、たしかに優秀で、彼女達が戦力として、いつまでも意欲をもって会社で活躍してほしい

 

母としての家庭での立場

働き手としての会社での立場

妻としての立場

 

いろいろありますが、女性は男性よりも、複数の立場、タスクを柔軟にこなせるポテンシャルがありそうな気がします

 

その環境を整えていくことは、われわれ男性の役割でもあり、社会としても大事なことだと感じました

 

それでは今日はこの辺で

月曜日ですね...  1週間、健康で元気にお過ごし下さい

いってらっしゃい!

 

 

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ふるさと納税、水俣市の御礼状に、ちょっぴり心が動いた!?

水俣市ふるさと納税お礼状

水俣市ふるさと納税お礼状

 

おはようございます

日曜日の朝、皆さんいかがお過ごしでしょうか

 

先日、水俣市からふるさと納税の御礼状が届きました

水俣といえば、残念ながら、どうしても日本の高度経済成長期に、公害病として有名な、水俣病のイメージが強いです

まさに、日本中からラベリングされていたと言ってよいのではないでしょうか

www.nagotaro.work

日本中、旅行したい先として、好き好んで、水俣に行こうと思う人はいなかったのではないかと思います

 

もう公害自体は過去のこととなっていますが、小学校の教科書で、この公害をどう取り上げているか

 

皮肉にも、すべての日本の子どもは、「歴史」として学び、ラベリングが再生産され続ける仕組みができていてしまっているかもしれません

 

私自身、ふるさと納税で、デコポンを探していて、それが水俣のものだと分かったとき、正直、この公害のイメージが想起されたました

 

www.satofull.jp

 

でも、冷静に考えると、そもそも魚介類ではないし、公害自体は過去のことだしと思い、逆にそう思ってしまったことに、若干の後ろめたさを感じながら、寄付のボタンを押しました

 

 

そして、まだデコポンは来ませんが、先に届いた御礼状、コピー紙でなく、和紙に記されたもの

 

他の自治体のは、お礼状と納税証明書が1枚のものもあれば、お礼状と納税証明書が別々に入っているものが多くて、ほとんど読まずに捨ててしまっているのが実際です

 

珍しいな~ ちょっとお金の無駄遣い?(失礼)ではないかな~と思いつつ、目を走らせると、

 

不知火・・・八代海で、真夏に見られる、怪火現象とのことですが、なんとも文学的な名前が出てきてきたかと思うと

 

「かぞくいろ」という映画、

肥薩おれんじ鉄道・・・

おれんじ食堂・・・

これは、おもしろそう

 

「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」という映画は、ちょうど今上映中のようですが、

どうも、良さげな作品です

www.railwaysmovie.jp

まさに旬の話題で、これを活かさない手はないですよね

 

それに、「肥薩おれんじ鉄道」とは、なかなか郷愁をかきたてるネーミングですね

肥後と薩摩を結ぶ肥薩おれんじ鉄道

 

2014年の産経ニュースによると、少なくともつい最近までは苦境にあったようです

www.sankei.com

ニュースによると、テレビプロデューサーや商社マンを採用し、観光列車「おれんじ食堂」を導入するなどして、必死に立て直しを図ります

 

そして、背景はわかりませんが、映画化の対象として取り上げられることになりました

さらに、水俣市は、ふるさと納税の仕組みを活用して、観光客の誘致を試みる

 

どこまで人を呼び込み続けられるかは、仕掛け、仕組みの継続如何かもしれません

でも、「肥薩おれんじ鉄道」や「水俣市」がやろうとしたことはナイスチャレンジだと思います

 

マスメディアを活用しながら、自分達へのラベリングを張りなおす

 

もしかすると、1回きりのチャンスを活かしきろうとしているように感じます

 

ちなみに、マスメディアは、扇情的な記事を書いて、ネガティブな影響を社会に与えている面もあると思いますが、がんばっている人を応援する力を持っている

それは、素直に認めなければいけないとも思いました

 

話を元に戻しますが、何より、水俣市の”ふるさと納税”を活用した、今回の取組みにリスペクトしたいです

年末に、心温まる、ちょっとほっこりできる御礼状をいただいたことに感謝したいです

 

それでは、今日も良い日曜日をお過ごし下さい・・・

 

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