ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

クリスマスプレゼント!? ~ショーシャンクの空に~

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名駅付近のライトアップ

おはようございます

クリスマスの朝、昨晩はいかがお過ごしでしょうか

誰もいないビル街のライトアップは、暖かくで物悲しいです 一人で見てると

 

昨日は午後から会社に行っていました

今日の打ち合わせに間に合わせるために、宿題を片付けていたらいつの間にか夜8時位に

外は寒かったのですが、思いなしかカップルが多い

そうか、今日はクリスマス・イブ...

 

私は、コカコーラが発明した、赤いサンタさんから始まって、商業主義的なクリスマスが苦手・・・という、ちょっとメンドクサイやつです

クリスマスプレゼントも子どもに渡していない・・・

彼女の胸のうちはどうなのか、ちょっと可哀想な気もするけど、

毎日、見えないプレゼントを渡せばいいのさ・・・と手前勝手な言い訳を心の中でつぶやく

 

今日は、一昨日DVDで見て、心に残った映画の話です

 

ショーシャンクの空に

 

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ご覧になった方も多いかもしれません

  

印象的なシーンを回想しながら、意味を振り返りたいと思います

 

無実の罪で、終身刑を宣告され、とある刑務所に収容された、若き銀行副頭取、Andyが主人公です

  

刑務所に入ってくるAndyら新入り達を、取り囲んで面白そうに迎える、すれた収容所のベテラン達

その中にいるのは、温顔ですが実は悪そうに見える、背の高い中年の黒人、Red

副主人公です

 

その後、オフィシャルに迎える、スーツを着こなした白人男性と、制服の所員達

聖書を大事にせよ、神を冒涜するなと言う、この男性は所長

一見、ちゃんとしてます

 

質問は?と所長が聞いたことに対して、素朴な質問をぶつける新入りに対して、暴力をお見舞いする所員

その夜、一人の新入りは、泣き叫んだだけなのに、所員による暴力ともいえる制裁によって・・・

 

ある閉ざされたコミュニティーの中、オモテの絶対権力が支配し、またウラの絶対権力(Redとは違う、ホント?のワル)が支配する世界

 

絶望的に見える世界ですが、ベテランのRedは言います

「These walls are funny. First you hate them ,then you get used to them. Enough time passes, you get so you depend on them.」

「刑務所の壁ってやつは、おかしなもんだぜ

はじめは憎むけど、その内馴れちまう

時間がたてばよ、いつの間にか、その壁様に頼ってるって訳さ

 

どんな世界でも、人間はいつしか馴れてしまう

適応し、むしろそれが変わることをおそれてしまうということでしょうか

 

Andyは見かけは、優男ですが、なかなかどうして、しぶとく、クールに刑務所の中でやっていきます

 

ある時、持ち前の銀行員としての知識を駆使して、所員を懐柔しながら、実は仲間思いのRed達にあるプレゼントを送ります

身の危険を冒しても、リスクをとって、チャンスを掴みます

 

そして所長からも能力を認めてもらうと、少しずつ得ていった特権も活かして、刑務所の中に、図書館をつくっていきます

とてつもないしぶとさで

 

図書館をなぜつくったか

それは「本」があるから

歴史も、ロマンスも、哲学も、その中にはある

たとえ自由が奪われても、そこに没頭している時間は誰にも奪われない

ただ文字が書かれているだけなのに

人類の知恵、そのことを気付かせてくれます

 

そして、ある時、刑務所に送られてきたプレゼントの中に、レコードを発見します

 

急に思い立った彼は、刑務所全体に聞こえるように、無断で、イタリアの歌姫の声を届けます

それは、彼から刑務所にいる皆への突然のプレゼント 

 

歌、音楽の持つ力を感じました

心のバイブレーションを引き起こすことができる、これもまた、大切な人類の知恵、というか本能

 

そして、こういったAndyの持つ哲学は・・・

希望というキーワード

 

 

ちょっと長いですが、この後、懲罰房に入れられて、出てきた AndyとRedの会話です

 

Andy「I had Mr.Mozart to keep me company

モーツアルトを持ってたから、大丈夫だった」

 

Red「So,they let you tote that record player down there, huh ?」

「レコードプレーヤーを持ちこめたのか?」

 

Andy「It was in here...and in here. That's the beauty of music. They can't get that from you. Haven't you ever felt that way about music?」

「ここだよ、この僕の中にあるのさ それが音楽の素晴らしさだよ 奴らには奪えないんだよ いままでそんな風に音楽を感じたことはない?」

 

Red「I played a mean harmonica as a younger man. Lost interest in it though, didn't make much sence in here.

「まだ若い頃、ハーモニカを吹いていたことがあったよ でも、もう興味はない ここでは何の意味もないのさ

 

Andy「Here's where it makes the most sense. You neet it so you don't forget

「ここでこそ、意味があるんだよ それがあれば、忘れないで済むんだ

 

Red「Forget?」

「忘れるって?」

 

Andy「Forget that there are places in this world that aren't made of stone, and that there's something inside that they can't get to , and that they can't touch. It's yours.」

「忘れてないかい? 世の中には石ころからできてないものもある、そいつはあいつらが立ち入れない所にある 触ることもできない それは君が持っているんだ

Red 「What're you talking about?」

「何のことだい?」

Andy「Hope

希望さ」

Red「Let me tell you something my friend. Hope is a dangerous thing. Hope can drive a man insane.」

「ちょっと言わせてくれ 希望っていうのは危険だ 人を狂わせちまう」

 

希望には、勇気が要る

とくに絶望的な局面では

でも、最後まで見終わった人は、その勇気を少しわけてもらえたのではないでしょうか

 

最後に、Andyは、誰も考え付かないことをして、この言葉を現実にしていきます

 

人に2種類あるとすれば、・・・

Andyは言います

Get busy living or get busy dying

生きることに一生懸命か、死ぬことに一生懸命か

 

希望を持たないということは、自分を殺していくということ

 

幾つになっても、いつまでも、希望を持てるということは幸せ

それは、夢という言葉が適切かもしれません

 

それでは今日はこの辺りで

 今年最後の週ですね

皆さん、ご自愛ください

 

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