ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

「自然に学ぶ子育て」を選ぶ、3人の物語り ー 最初は映像作家の方のお話です ー

都内の神社

みなさん、こんにちは!
8月がはじまりました 

麦わら帽子、虫かご、小川のせせらぎ、子供たちが一年の中で、一番気持ちを解き放つ夏休み、真っただ中です

閑話休題

ことさら自然の重要性を強調するまでもなく、世間はSDGsを喧伝し、自然との共生 - 経済の維持発展と自然保護の両立を、お題目に掲げています... (固い表現でスミマセン)

 

ややとげのあるように聞こえたらごめんなさい

それは、いつも表面的な理解や発信をしがちな自分への戒めに他なりません

ここ2,3カ月の間に、自分自身や子どもの生まれ育ちを振り返りながら、自然をモチーフに、子育てという分野で、人の話を聴く機会がありました

 

どちらかというと、何気ない会話の中で、出てきたものでしたが、その方々の実体験に基づくお話で、私の心に深く沁みとおってきました

 

これから、そんな3人のお話をご紹介できればと思います

今日は、ある映像作家の物語りから

 

1.その街について

東京から山梨に向かって西へ、そして少し南へと、富士山の溶岩流が到達し、今では豊かな伏流水の恵みを得ている、かつての城下町、宿場町

 

東西を森林に囲まれ、桂川から用水をひいてきた、江戸、明治、大正、昭和のそれぞれの面影を残す町 

 

2.語り手

そんな町の山近くの旧家に、1年前に戻ってきた映像作家の方と話す機会がありました

 

この方(以下、Aさん)は、私より少し年上で、映像のプロとして都内にいなくても、築いてきた信頼関係で仕事を続けられ、そして新たに始めた地元ならではのビジネスをされています

 

Aさんは、一年間にこの街に戻ってきました

その理由は、コロナ禍の中で、新宿や渋谷など、都心に出て、打合せをする機会が少なくなったこと

打合せは、ZOOMでもできる

売込みをしなくても、十分にやっていける、信用資産があってこそかもしれません

 

この方と、なぜ街に戻ってこられたのかということをお聞きしたときに、奥様とともに、理由の一つとして、子育てを挙げられました

 

3.お話の内容です


<ナゴタロのプロローグ>


昔は良かったという風に聞こえらたら本意ではありませんが、私が小学生だったころは、都心でもまだ周りに原っぱがあったり、その辺の道端で、鬼ごっこだの、けんけんだの、走り回っていました

 

集団登校も... いつからでしょうか 

 

よく考えると、都会で子供を育てるということは、コントロールしていくことを前提としなければ成り立たない状況になってしまったのかもしれません

 

<Aさんのお話しスタートです!>

 

都内では、2DKのマンションで、他所の子供を家に上げることもしにくい

道で知らない人に会ったら、挨拶はしてはいけない

誰かの所有物かもしれないので、その辺りの花を摘んではいけない

 

今住んでいる実家は築100年以上

どんなに跳ねたって、夜騒いだって良い

 

周りも、夜中もパトカー、救急車、消防車が通る幹線道路とは違う

交通量も少ない

 

都会では自由に歩かせられない 携帯を持たせていた

いまでは地域の人が見守ってくれる

 

9割方が、冬休みに説明会に行って、4年生の春から通い始める塾

周りが塾に行き始めると、遊ぶ友達も少なくなる都会

 

山々、自然の水、自然の風が大きな先生

自分自身、そう育ってきているから

 

人はその気になれば、どんな分野でも活躍できます

もちろん適性はあると思う

 

もっと自由に

土から学べといいうタイプ

受験しからって彼が幸せになる保証はまったくない

 

本人が東京へ行きたい、海外に留学に行きたいなら後押ししたい

大自然の風を感じて、葉っぱを落ちるのを感じて、感性を豊かにして親元を離れてもらったらと思う

 

下の子も、ピアノが好きで、ここでは思う存分弾ける

いわゆる「勉強」よりもいいかなと思う

 

上の子には、街にある大学生が、英会話の家庭教師の先生として来てくれる

机の上の「勉強」ではなくて、散歩しながら教えてほしいというスタイルを希望した

 

部屋で教科書で勉強ではなく、日常についてテーマを決めて勉強してほしい

せっかくこんな自然があるから大活用して下さいと

 

「勉強」っていうんじゃなくて、ピアノとか英会話とか楽しんでやることは、

ここでこそやれることとも思う

 

以上が私がお話をお聴きしたことです

 

4.感じたこと

この方は、映画監督もされていますし、街へ戻ってきてからのビジネスも成功されておられます

 

正直、そういう方のお話だからこそ、説得力があるのも事実です

 

この街には、魅力ある「自然」をテーマに子供の「探求心」を尊重し、「プロセス」に焦点をあてて、幼稚園の児童から小学生と関わっている方もおられます

 

またいつしか、その方も是非ご紹介できればと思います

 

5.Aさんのご紹介

ブログは匿名性に気を付けていますが、今回はその方がお話される貴重な機会がありますので、Peatixのイベントをご紹介できればと思います

 

もしご関心を持っていただけましたら、ぜひご参加をご検討下さい

私も片隅で、耳を傾けたいと思っております

ミドルシニアのための移住トークイベント いなかぐらしセカンドライフ vol.1 | Peatix

今日も有難うございます


ナゴタロ