おはようございます
いよいよ年末に近づいて参りました
私もここ2週間くらいが山でした
おかげさまで、何とか乗り切って宿題を持ち越さずにすみそうです
まだ何があるかわかりませんが
みなさん、1 on 1 ミーティングって、聞いたことはありますか?
ヤフーでは、「部下の才能と情熱を解き放つ」という人材育成方針の下、週1回以上、上司と部下が約30分の話し合いを持っているそうです。
そして、「コーチング」「ティーチング」「フィードバック」というスキルを体系化して、管理職研修も行っているそうです
これって、
ちょっと悩んでそうなメンバーに、
「一緒に昼飯行くか?」とか、
「今日は、飲みにいくか?」とか、
「ちょっと話聴こうか?」・・・
というのと同じでは?
半分は同じで、半分は違うという感じでしょうか
私流に解釈すると、
「味方になる」
「対等な立ち位置で、双方向で話しをする」
というところは同じかなーと思います
もっとも、お説教の場になる危険性があるという意味でも同じです
1ヶ月間くらいに行ったある異業種同職種交流の場で、「どんなメンバーであっても、一人一人の可能性を信じて向き合うしかないと思う」という青臭いことを言ったら、分別がありそうな方から、「1on1ですね」と、さらっと言われてしまいました
いわゆる組織には表面上のヒエラルキー、タテマエがあります
これは、フリーアドレスの職場でも、毎日同じ顔ぶれの職場でも共通します
スタートアップ企業や、独立心が高い仲間で構成されたある意味成熟された企業は別かもしれません
日常的に、合法的に?、けんかしたり本音で話し合っている環境であればいいですが、
いろんな事情で集まってきてしまっている「会社」は、だましだましやっていっている部分もある
ちょっと、寄った言い方をしましたが、「誠実に向き合って仕事をしよう」と思い込んで頑張っていればいるほど、疲れることもある
いわば、組織にも個人にも精神疲労はたまるわけで、ほぐしが必要
1週間も真剣に仕事を組織でしていると、たとえ「のっている」ときでも、自然と硬直したり、周りが見えなくなったり、どこかでストレスとためこんでしまいます
そこで必要なのは、「味方」と本音で話し合える時間だと思います
メンバーの1人1人に、「公平」に「えこひいき」をする
もちろん、上司側からすると「進捗確認」という意味もありますが、どちらかというと、私の場合は「進捗共有」と自分に言い聞かせています
昨日は、メンバーと私をあて先にいれて、メンバーの課題を、私達の課題という形で捉えるフォーマットで洗い出して、メールを作成し、連名で出しました
ちょっとやりすぎかもしれませんが・・・そのメンバーの個性に合わせてアレンジしてみました
また、とくにフリーアドレス化が進んだり、メンバーに任せる範囲が大きくなればなるほど、定期的な1on1は大事になると思います
仕組み化した1on1を、1~2週間に1回、1ヶ月に1回
チームでも1回
行うことは意味があるんじゃないかと思います
ちなみに私の場合、チーム単位でのミーティングは、これまでもありましたが、上からの通達を下ろしていくというところが出発点にあって、目的が違っていました
これからは、時間帯を区切るか、フォーマルな通達は5分でさっさと終わらせて、場を切り替えようかと思います
最後に「味方になるということ」ということについて
数年前にある人から、「最もパワフル」なやり方なんだと教えてもらいました、そもそ
その人は、決して口調がやさしいわけではありませんが、人望があるように見えました(同じ会社ではありません)
味方になる=信頼するということだとも思います
メンバーの味方になって、話しをする時間をとる
これを、継続してやっていこうと思います
それでは、良い週末をお過ごし下さい!