ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

マンション管理組合の役員になったらすること!? 

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ベネチアのアパート街

 

おはようございます

年末の3連休、皆様いかがお過ごしでしょうか

 

今日は、私が住んでいるマンションの話題です

 

昨日、マンションの管理組合の、年1回の総会があり、夕方から約2時間以上かかって終わりました

 

年末の忙しい時期ということもあって、総会には、数年間出なかった時期もありましたが、今年は自分が役員に当たる番で、構えて出席しました

 

開始数分前に着くと、かなりの人が着席して待っていて、あわてて席につきました

約20戸ほどの小規模のマンションですが、9割くらいの出席率でした

 

議題としても、管理費の値上げがありましたし、大規模修繕の話もあったからか、皆さんの関心も高かったのではと思います

 

余談になりますが、この日本語でいう「マンション」

要は集合住宅ですが、歴史を紐解くと、ローマ時代にまで遡るようです

 

インスラとよばれる、古代ローマ時代の高層住宅

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インスラ("My Works" by Mitsuko Onodera of "Pinterest")

ローマの都市化により、土地が高騰し、一戸建てのドムスという邸宅は上流階級向け市内に住む住民の多くは、インスラとよばれるアパート住まい

 

ただ、多くは投資家により建てられたため、安普請で倒壊し易かったとのこと

 

高さは、火災と倒壊の危険から、皇帝のアウグストゥスは、高さ制限を20.7mまでにしたとのこと

起源200年代後半で、最大5万棟のインスラがあったそうです

 

また余談になりますが、森ビルは、理想の都市モデルとして、Vertical Garden City、立体緑園都市を掲げています

都市のヴィジョン:Vertical Garden City|森ビルの都市づくり|森ビル株式会社 - MORI Building

 

建物を超高層化し地下も活用することで、地上は緑と人に解放するというものです

 

このように、

・「都市」、人が一所に集まってくること、の魅力が変わらない限り、

・「都市」という、人が集まる場所の魅力を維持するためには、

  ↓

「集合住宅」が必要

 

前置きが長くなってすみません

 

私が住んでいるマンションの特徴についてふれたいと思います

約20戸と戸数が少ない

管理組合の役員経験がある人が多い

自分ごととして考えてくれる傾向にある(明日はわが身

→管理会社の一戸当たりの運営コストは高くなり易い

 

エレベーターや機械式駐車場がない

形状が意外に複雑で、建て屋も3つくらいの棟がつながっている

・外装が特徴的

維持費や修繕費は安いはずだが、修繕の手間はかかりそう

 

・新陳代謝はあるが、比較的高年齢層が多い

実需で所有者が住んでいるケースが多い

管理組合運営には、真面目に関心を寄せる人が多い

 

ということで、意思決定には時間がかかるものの、一人一人としっかり向き合うことが大事だし、それができそうな感じがします

 

 

さて、私の役員の立場ですが、主に「修繕委員会」を担当することになりました

 

大規模修繕は、結構やっかいです

 

大きな金額が動きます


やむを得ない面がありますが、

「管理会社」「工事会社」は、ここでビジネスとしての利益を上げようとします

 

一方、区分所有者としての我々は、コストパフォーマンスが良く、効果的な工事をしたい

 

そのためには、この約20戸に住まう方々の力を、チームとして最大限に発揮するためにどうしたらよいか、を考える必要があります

 

昨日の管理組合総会では、幸い出席率が高いため、だいたいどの辺りの人の発言意欲が高いかを見ることができました

 

だいたい、2:6:2で組織は動きますので、この2の人、オピニオンリーダーであり、行動するリーダー層が引っ張っていく必要があります

 

総会の後、修繕委員会に関心がある人を募集すると、5人程度は集まってくれました

約25%ですから、十分です

 

これに、回覧でさらに後から入りたい人を加えれば、むしろ多いくらいですが、

議論を進める場合、最も活性化するのは、経験上5人くらい

 

あと、皆さん結構、自尊心が高い方が多そう

こういう時こそ、1on1 ミーティングは有効だとも感じます 

www.nagotaro.work

 

ということで、建築の知見がある人、冷静かつ積極的に意見をいってくれる人、老若男女、できるだけ多様なメンバーで、修繕委員会を構成できればと思います

 

今回の大規模修繕は、マンションの住人にとっては、ある意味、面倒ではあります

ただ、このゆるやかな街のコミュニティーの中で、いわゆる"お祭り”の代わりになる可能性があるかと思っています

 

連絡をとりあったり、議論をしたり、集まったりすることで、お互いの人となりを知り、成熟したコミュニティーをつくっていくプロセスができればと考えています

 

それは、高齢化傾向にあるこのマンションで、セキュリティー、あるいは高齢者の見守りという観点でも助けになるのではと思います

 

ということで、私自身、少し気を張りながらも、良い機会と捉えて、この1年間、管理組合の役員をやっていきたいと思います

 

今後、来年1年間は、時々このブログにも、この管理組合や大規模修繕について、現在進行形でご報告させていただきます

 

それでは、よい日曜日をお過ごし下さい!

 

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