みなさん、おはようございます
昨日は、木曽三川公園で、軽くジョギングをしました 夕方でしたが、川面からの風が気持ち良かったです
今日は、「宝物ファイル」というものについて書いてみたいと思います
これも、到知の記事から一部、引用させていただきます
(スクラップブックに貼ってあって、それを見返しています)
福井で小学校の先生をされていた、岩崎さんという方と、その方の講演を聴いて、会社にとりいれたという奈良の工務店の社長の柴部さんという方の対談されます
宝物ファイルは、岩崎さんが小学校で実践したことがベースとなっています
子供版の宝物ファイルでは、
①まず、子供たち一人一人のクリアファイルを用意して、先生が表紙をめくったところに、子供達へのメッセージを書きます
「自分のことを大好きになろう」
②次に子供達自身が、自分ががんばりたいこと、夢や願いを書きます
「漢字をがんばりたい、百メートル走をがんばりたい」
③その後、クリアポケットに自分が好きなもの、残したいものを次々にいれていく
楽しかった遠足の写真、がんばった体育大会のリレーの写真、百点の答案、野球が好きな子は、自分のバットやグローブの写真
④さらに、友達同士、お互いのいいところを大きめの付箋に書いてプレゼントする
⑤最後に、保護者や祖父母からも、子供のいいところを書いてもらう
すると、最初は「自分のいいところなんか、ひとつも見つかりません」と涙目になっていた子供が、二学期になって、五つ、七つ、九つと書けるようになる
保護者は、面談で「うちの子のよいところはありません」と否定的に入る場合が多いけれど、ファイルを見ていくうちに、自分の気付かなかったわが子のすばらしさに気付くようになる
次に、大人版ですが、そのときには、「心に残る出会い」についても、思い出の写真や絵とともに振り返っていく
過去の偉人も含めて自分がどれだけ多くの人にお世話になったのか、影響を受けてきたのか、そのことがしみじみと実感できる
ちなみに、岩崎さんは講座をやっていて、グループワークで、こういったことをメンバーと共有する場をつくるそうです
その場合、自分が書いたことを言葉にして仲間に伝えることで、自己開示に繋がったり、過去の出来事の捉え直しができるそうです
ある参加者は、「僕は母親に育てられて、父親との思い出はない」と言っていたのに、講座の終盤のメッセージを書くセッションで、目に涙を浮かべて、あれほど嫌っていた父親に、沢山の便箋にびっしりとした字で、手紙を書いていたそうです
人の行動の中で、もっとも難しい「許す」ということができたのではと話されています
周りの人に対してだけではなく、その講座を受けた柴部さんの工務店の社員さんは、「自分が変わらな、変わらな」と息張っていたのが、「自分はいまのままでいいんじゃないかと思えた」「気持ちがとても楽になった」そうです
そうしたら、不思議にも何か新しいことにチャンレジしたくなったり、部下の提案に耳を傾けられるようになったそうです
自己肯定感を高めると、自己中心的になるのでは・・・?という疑問に対しては、こう言われます
自己中心的な人は、「高くて脆い不安定な自己肯定感をもつ人」で、そういう人は成功していない自分を認められない
つまり、失敗は許されないと思っているので、失敗の責任は人になすりつける
それでいて、調子のいい時は人を見下してしまう
そんなことをしなくても、長所がたくさんあるのだから、自分のことをありのままに認めて、心のそこから楽しい人生をおくってほしい
本当の自己肯定感とは、自分の欠点も含めて自分を好きになること、と言われます
認めてもらえるか、もらえないかということに意識が向くと、他人の目ばかりを気にして、本来の力が出せなくなってしまう
自分は自分でいいんだと腑に落ちたときに、気持ちが落ち着いて、新しい自分の可能性にチャレンジしたくなる
ここまでが、宝物ファイルのご紹介です
ここまで書いて、いま自分自身少し整理がつかなくなっています
今週から、いわゆる今期の中間面談がはじまりまして、私はメンバーの皆さんと話し合うことになります
いくつかの評価項目なるものがあって、お互いにそれについてのエピソードや評価を書いて、話し合うことになります
ここで、まず大事なのは、やろうとしていることは、あくまで会社の紙の上の仕事や能力のたな卸しで、お互いに長所を伸ばしていく、あるいは欠点に気付くためのもので、より成長していい仕事をしていくためのものにすぎないという認識をきちんともつことでしょうか
その前に、大前提として、その人がかけがえのない「人」であるということ、人として素晴らしいものを沢山もっているということを、まず伝えることが大事だと思いました
いま一人に対して、2回面談をしているのですが、ある人は、1回目の面談でずーっと黙ってしまう状況になってしまいました
私が、「仕事観」を話し合おう・・・と大上段に振りかぶったのが良くなかったんだと思いますが、そもそも、その人についてネガテイブな気持ちを自分が持っていて、伝わってしまったんだと思います
あまり時間はありませんが、次の面談までに、仕事以外も含めて、そのメンバーの良いところを、紙に書いて、面談に備えてみようと思います
それでは、そろそろ会社に行く準備に入ります
皆様、よい1週間のスタートを
いってらっしゃい