ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の40代後半、サラリーマンの日記です

「ハート」の経営・・・その意味

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おはようございます!

 

今日は、気持ちよく晴れています

淡いオレンジからスカイブルーへ、空の縁が彩られています

 

なぜ、紙飛行機の写真?

 

手が写っていてすみません...

 

今日の話題は、「スカイマーク」という皆様お聞きになったことがあると思いますが、JAL,ANAに次ぐ、国内第3位の航空会社のお話です

 

出典は、ちょっと自分が会社や職場のことで悩んでいるときに、読み返す、「到知」の記事の切り抜き帳からです

 

私自身、この会社の飛行機に乗ったことはないのですが、皆様はいかがでしょうか?

 

「ハート」の経営という、記事の中の一節に目が留まったのですが、このハートというのは、誰が誰に対して、どんな意味がこめられているか、私が読んで感じたことを書かせていただきます

 

スカイマークは、2015年1月に経営破綻します

規制緩和を受けて、この会社は、日本の航空市場にはじめて、「価格競争」を持ち込みますが、大型機材の購入後、資金難に陥り、ある投資ファンドが再建に乗り出します

 

この記事のライターは、2016年6月から2017年4月に、羽田、福岡、鹿児島の空港支店で約50名に取材をし、そのほとんどが会社の将来に希望を持っていることに驚きます

 

離陸後、「キットカット」が配られることで知られているらしいですが、ちゃんと客室乗務員が、荷物を棚に上げようとする乗客も手伝いますし、笑顔でCAは応対する

こんな当たり前のようなことも、破綻前のスカイマークには無かったと書かれています

 

以前の会社の経営方針は、「安さ」が最優先で、客席に配られたサービスコンセプトには、「機内での苦情は一切受け付けない」「不満は消費者生活センターへ連絡を」と明記されていたそうです

 

そういったときに筆者が乗ったときに、CAが無表情で乗客のシートベルトを点検するのを見て、憧れて就いたはずのこの仕事を、この人はどんな思いで働いているのだろうと、心中を察せずにはいられなかったと書いています

 

本当は、「荷物を棚にのせるのを手伝ったほうが出発の遅れも防げる」

 

「小さなお子さんには絵本を貸し出したほうが、お子さんが機嫌よくいられて、まわりのお客様も快適にすごせる」・・・

 

「でも、サービスは禁じられていました」

 

破綻をきっかけに社員は手探りでサービスを再開します

 

乳児向けにおもちゃを手作りした社員

 

支店の社員のひとりが描いたイラストをコピーして「塗り絵」をつくって、機内に持ち込む写真

 

そういった中、佐山さんという投資ファンドが、企業再生を手がけます

 

佐山さんは、スカイマークの現場を廻ったとき、帝人の工場を思い出したと言います

 

「工場には純粋でいい人が多い。そうでないと、ものはつくれない。きっちりと整備して、きっちりと設計して、きっちりと原材料を精査しないといいものはできない。真面目にきっちりやらないと成り立たない仕事。それは飛行機を安全に飛ばすスカイマークの現場も同じ」

 

その佐山さんの下で、市江さんという、元日本政策投資銀行の常務さんが「片道切符」で着任します

 

経歴はエリートでありながら、ベンチャー志向の、本人曰く「変わり者」だそうです

 

彼は、自分自身の携帯番号を、社内イントラネットでのメッセージの配信のヘッダーに入れて、赤字で「何でもご遠慮なく直接ご連絡ください」と書き添えます

 

佐山さんと市江さんが意識したのは、「話を聴く」体制だそうです

 

「ちょっと気付いたことを言えるかどうか」

 

結果、「現場のアイデアを取り入れてもらえる。しかも、すぐに」とあるCAが答えるくらいに、これまでの強力なトップダウンから変わってきます

 

そして、まず問題であった定時出発率の向上をめざして、会社側は目標を示しますが、ランプ部門では、現場で上がってきたアイデアで、人員配置を工夫します

 

以前は、一機あたり2人で担当していたのを、別でもう一人立てて、その一人が状況を見ながら複数の機体に目配りをして、遅れがちなところをフォローする体制に替えます

 

客室部門にも変化が起きて、さきほどのキットカットに加えて、コーヒーサービス(有料)も行い始めますが、ゼロからマニュアルをつくることにします

 

丁寧すぎない自然なサービスを模索していけるのは、スカイマークらしさだと言えると思うし、らしさをのびのびと探すのが大事だと思う」

 

「基本はマニュアルと訓練でおさえつつ」「CAがお客様に合わせて臨機応変に対応することが、らしさだと思う」

 

佐山さんは言います

”ハートのある経営”が大事だと常々申し上げているのは、社員のみなさんにハートを向けなければいけないという意味です。」

「経営者であるということは、社員の皆さんから、ハートのある経営ができているか、社員の皆さんから問われる立場でもあるんです。」

 

この言葉に、私はどきっとしました

 

私がいるチームには、いろいろな方がいます

 

かなり年齢が上ですが、あるコネクションで中途採用で入ってこられた方

障がい者採用で入ってこられた方

 

マインドが萎縮していたり、スキルがどうしてもまだ不足していたり・・・

 

正直、新卒やキャリア入社がそろっている、他の部署のチームを見ると、私がいるチームは、なかなか人材面で厳しいなあーと、心の中でつぶやく自分がいます

 

そういう声に、気持ちが押されてしまっています

私自身、彼らに対してハートを真剣に向けているか?と言われると、Noと言わざるを得ない

 

いかに優秀な人材を揃えても、トップダウンばかりで、メンバーの心の声をとざす職場

 

かりに能力や経験が不足しても、メンバー一人一人が熱い気持ちで、こうしていきたいんや!という思い、声、行動を受け入れる職場

 

後者の方が、そもそもその場にいて楽しい、一緒に働いてみたいという職場だし、良い果実を生み出していく

 

そのためには、絶対に、メンバーの力を信じること

少なくとも、潜在的な力があることを

 

そして、メンバーの心の声に、自分の心の向きを向けること

 

経営といってはおこがましいですが、

「ハート」のチームを目指し続けたいと思います

 

ありがとうございました

 

今日も、元気にいってらっしゃい!