ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

ほぼ日手帳の会社、糸井重里さんはどう経営してるの!?

 

すいません、ほぼ日の経営。

 

こんにちは!

久しぶりの更新になります

今日は、本の感想です

 

糸井重里さんをご存知ですか?

私にとっては、一世を風靡したコピーライターとしてインプットされています

 

ジブリでいえば、

このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。

 → となりのトトロ

おちこんだりしたけれど、私はげんきです。

    → 魔女の宅急便 

 「生きろ。

 →もののけ姫

 

大分前ですが、

西武デパートでいえば、

おいしい生活

不思議、大好き

 

同じく、かなり前ですが、

日産セフィーロの、

くう ねる あそぶ

TOTO・ウォシュレット

お尻だって、洗ってほしい。

 

当時は、この人、うまいこと言って、みんなすごいなーと感じてるだろうけど

きっと10年も経てばいなくなるだろう・・・と思っていたら、

もっと本質的で、アタマがイイ人だった

 

ちょっと、以下の記事から引用させていただきます

www.advertimes.com

 

インタビュアーが聞きます

「日々仕事をしていると、広告をつくることばかりに意識が行って、視野が狭くなってしまうことがあるのですが、どうしたらそういう考え方から抜け出せるでしょうか?」

 

糸井さんが答えます

近所のお店の女の子をナンパするためにどうしたらいいかを一生懸命考えるほうがよっぽどコピーの勉強になると思いますよ。」

 

「女の子に振られるなり、子どもの言葉に負けるなり、おばあさんに「何を言っているかわからない」と言われるなり、そういう経験をして本気で切なくならないと。」

 

「狭い世界でやっていることが、通じない人がいるということ。広告やコピーなんて何の関係もない場所のほうが、圧倒的に面積が広い。そして人間はそこにいるんですよ。」

 

このやりとりを見て感じたこと

 

今、自分はいろいろマネジメントの本を読んだり、〇〇理論とかを知ろうとしている

とくに最近は、「働き方改革」について、「型」がないかと探し回っている

 

でも本を読んで、ヒントは得られても、どこまでいっても、抽象的で借り物にすぎない

 

毎日、私がいるグループの中で、日々直面していること

家での妻や娘との日々の生活

会社や家を離れて、会社の肩書きとか関係ない世界での出来事

 

こういう中で、もっともっと、思い切ってぶつかって、自分が感じたり、考えたりすることの方が大事じゃないかと

 

 

前置きが長くなりましたが、「すいません、ほぼ日の経営」について

 

本の内容は、筆者と糸井重里さんの対談です

印象的なやりとりを書いてみます

 

マーケティングについて 

筆者:

マーケティングの世界では、ターゲットとなる顧客を明確にせよ、と必ず言われます。

糸井さん:

うちではしていません。その代わり、自分がお客さんになったら本当によろこぶかを、本気で考えることにしています。

いい」「悪い」で判断するようになると、みんながどんどん同じになります

好き」と言っているものは、やっぱりどこかに魅力の分量がたっぷりとあります

じぶんがなにを好きと言っているのか」ということを、ものすごく考えることが大切です。」

 

働き方改革について

糸井さん:

企業の風土を決めるのは、「なにがかっこいいか」ということです。

「目に見えて情熱的に働いている」ことがかっこいいと思われれば、それがその企業の風土になる。

うちはなんだろうと考えてみると、やっぱり「人がうらやましがるようないい考えを出して、実行する」ことがかっこいい。

 

働く人の大事な価値観について

糸井さん:

いちには、伝家の宝刀のような言葉が二つあって、「誠実」と「貢献」です。

「誠実」については、「誠実は、姿勢である。弱くても、貧しくても、不勉強でも、誠実であることはできる」ということ。

「貢献」については、「貢献は、よろこびである。貢献することで、人をよろこばせることができる。そして、自分がよろこぶことができる。貢献することにおいて、人は新しい機会を得る」です。

そして、「誠実」と「貢献」では、「誠実」の方が重要です。

 

行動指針

やさしく

私たちの会社が社会に受け入れられるための前提となるものです。

相互に助け合うということ。自分や他人を「生きる」「生かす」ということです。

 

つよく

企画やアイデアやコンテンツを、会社として、組織として「実現」「実行」できること、現実に成り立たせることです。

 

おもしろく

新しい価値を生み出し、コンテンツとして成り立たせるということです。

(中略)

ほぼ日は、この言葉の順番もたいせつにしています。

 

以上、少し引用が長くなってしまいましたが、この本の全体からみると、ごく一部にすぎません

もっともっと、いろいろと、気付きを得る内容が詰まっています

 

とくに、④の「やさしく、つよく、おもしろく」は、今の自分にとっては、とてもすっと入ってきました

 

糸井さんは順番が大事だといってますが、ジャンケンではないですが、実際には同時に成立するような気がします

 

人が活かされて(①やさしく)、付加価値が生まれ(③おもしろく)、収入も入る(②つよく)

 

正直、ほぼ日は手帳事業がうまくいっているので、このスパイラルがうまくまわっているような気もします

 たとえ、手帳事業がどうなっても、いかに「おもしろさ」を創り続けられるか

 

頭でっかちでなく、人間くささと失わない

誠実で、オモロさがある糸井さんとその仲間達を応援したいです

 

それでは、今日はこの辺で

明日は月曜日ですね

皆さん、よい夢を おやすみなさい

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