ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

ルール 苦手です・・・

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こんにちは

 

昨日は、久しぶりに「先輩」との飲み会でした

 

その先輩は、ものすごくはっきりしていて、いやなものはいや、ええもんはええんちゃうとおっしゃいます

 本当に思っていることしか言わない

 

私が言うことも、ちゃんと聴いてくれます

きちんと、つっこんでくれます

 ええかげんは受け答えは許してくれません

 

飾らんでええ

そやけど、嘘つくなや

まず自分自身に

 

この方とお会いすると、そういう風に、自然に思えてきます

 

いまから、ルールの種類を3つ挙げていきたいと思いますが、

まずこれが第一のルール

 

自分との約束

信条や決心に近いかもしれません

 

ルールその1

「自分自身との約束」

 

 

次に、小学生で習うことです

 

嘘ついたらあかんで

 みんなと仲良くせなあかんで

 人のもの盗ったりしたらあかんで

 挨拶はちゃんとするんやで

 

大人になっても、大事なことは、みんなその頃教えられたことだけのような気がします

  

大げさに言うと、憲法もそれをかっこいい言葉で言い換えただけ

親は自分も守りながら、子供に教えていくこと

(そうでないと、子供は親や社会を信用しなくなる・・・) 

 

これが、ルールその2

「人として大事なルール」

 

 最後に、一般的なルールです

たとえば、

・赤信号では止まる(万国共通のお約束)

・電車にのるときは、切符を買う(あたり前すぎるけどルールです)

・出張に行ったら、お土産を職場に買って帰る(暗黙のルールです)

・役員の時間をとるときには、事前に秘書に時間を予約する

・職場のポットのお湯が無くなったら、気付いた人がたしておく

 

いろいろありますが、こういうものは

ルールその3

「毎回話し合って決める時間と労力を減らすための、関係者間の便宜的な取り決め」

 

このルールその3は、いたるところにあって、守られるものもあれば、守られないものものある

 

いずれにしても、できるだけシンプルな内容で、数が少ないのがいい

 と思いませんか?

 

ルールは一人歩きしやすくて、だんだんと、ルールさまは偉くなっていきます

「そういうルールになってますので、こうしてください」・・・

 

あほちゃうか?

おれは、そんなルールは認めへん

誰がそんなんつくったんや!

 

ルールは、お互いが守ると認めて、はじめてルールになるもんなんや!

 

と息巻いてもしょうがないんですが、

なんとか規定とか、規則とか、そういう文字を見ただけで、3キロくらい離れたくなる

 

そんな私は、今、会社で、なんとか規程というのを作り直しているのは皮肉です

 

まあ、規定をつくる部署にいると、社内の若い社員が、

今回、こういうことをやるんですが、この規定については、こういう解釈でいいでしょうか?と聞きに来ることがあります

 

こういうときは、自分まで偉くなったように錯覚します

あーしょうもな

 

俺は苦手というか、やっぱり嫌いなんでしょうか

罰則とセットですしね

人は弱い存在なので、必要悪なんだということは、頭でわかっていても

 

ルールは万能じゃない

絶対に、振りかざすなよ!といいたい

 

いいルールってなんだろう?

 

本当に必要なことだけが絞り込まれたルール

 → 逆に、作り手が、リスクをヘッジしたくて、無理難題ばかりが書かれている

   約款みたいなルールは、読んでいて疲れます・・・

 

背景・意図・目的が、書かれている

 ②具体的な事例が書かれている

 この①と②が、含まれているルール

 → 読み手(ルールを守る側の人)が、共感をもてて、自ら守ろうと

   思えるようなルールがいいです

 

これから、規定というかルール(ルールその3)をつくるにあたっては、

この2点を気をつけたいと思います

 

それでは、皆さん

午後も楽しく頑張りましょう❗

 

オフィスからでした

 

※家に帰ってきて、何回か加筆修正しています 

 ごめんなさい

贅沢と本物の境目・・・質実剛健は3日しか持たない!?

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こんばんは

 

季節はずれですが、夏の青い海

 

愛知県は西尾市吉良町にある「和カフェたらそ」でとった昼ごはん

 

絶景がごちそうでした

カレーも・・・ 1,200円でちょっと高いけど

 

たまには、こういう時間やお金の使い方も良いのではという気がします

なんか、ぜいたくーな感じ

 

今日は、たまたま、会社で、役員の秘書っぽい仕事に絡むことになり、レベルが違う、あーこういう世界もあるよね(注)という面を垣間見ました

 

注:高級レストラン、お座敷・・・とか

 

なんだかうらやましくもありますが、

たぶん"西郷どん”に言わせると、贅沢に浸りきっている

 

でも、贅沢って何?

 

「本物」の世界って、手間ひまもコストもかかっているから、しょうがないかも

 

一方、私は、「質実剛健」という言葉に弱くて、

 

オレは、質実剛健なんだ・・・と自分に言い聞かせてます

実は、単純に面倒なので、物事にこだわりないように見せかけているだけなんですが

 

そもそも、人生、毎日毎日、にこりとも、にやりともせず、真面目くさった顔で、書を読み、竹刀を振り、帳面をつけるなどという生活

(なぜか、江戸時代の武士風な説明)

 

3日しかもたないんではないでしょうか

 

誰かが、インスタントラーメンもうまい

でも、高級なフランス料理もおいしい

 

そんな、どんな世界でも、その場を楽しめる人がかっこいいといった人がいたと聞きました

 

すごーくお金があるかどうかは別として、その時々の”贅沢”を楽しめる余裕があるかどうかというのも、センスのような気がします

 

人生に必要なのは、希望、勇気、そして少しばかりのお金

チャップリンが言った言葉ですが、

 

ちょっとはお金をもってて、贅沢することも必要だよ・・・という風にきこえます

 

それから、うろ覚えですみません

 

ずっと昔に読んだ小説ですが、

 

貧しい若い夫婦がいて、妻のたった一つの贅沢が、

レモンを買ってきて、その香りを楽しむこと

 

という一文が情景となって、印象に残っています

 

どんなに貧しい環境でも、「贅沢は素敵」なのかも

 

余談ですが、日本が戦争中の頃、「贅沢は敵だ」という標語があって、その”だじゃれ”になったそうですね!?

 

人間の本性として、余裕をもったり、ハレの日を楽しむことは、不可欠なんでしょうか

 

ただ、アルコールに溺れたりするように、なにか心の透き間を、買い物や食事で、埋めないといけないというように、心が麻痺しなければ良い

 

でも、僕は弱い存在なので、

質実剛健」と唱えつつ、「断捨離」を心がけないと、贅沢依存症になるのが怖いです

 

やっぱり、今の僕にとっては、

 

・毎朝、青空と緑のある場所で、ランニングできる時間をもてること

・娘と遊ぶこと

・家でおいしいご飯を食べること

 

ができることが、十分「贅沢」な気がします

 

自分だけの「贅沢」を、目いっぱい楽しめることに、感謝したいと思います

 

それでは、きょうはこの辺で

 

おやすみなさい

かっこつけずに、ぶっきーなおっさんでええやん

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おはようございます

一昨日、遊んでいた大学の構内で見つけた、タンポポ

 

娘が、冬なのにタンポポが咲いてる、と言って、写真に撮ってみました

さっきグーグル先生にきいてみたところ、西洋タンポポといって、真夏以外は年中花を咲かせるそうです

 

ウーム、テストで、たんぽぽは春の花で正解ということになっているのに、都合悪いじゃないかー

 

というんじゃなくて外来種なんだよーとか、そういうことで一緒に勉強していきたいと思います

 

今日のブログは、昨日の自分自身の、行動と気持ちの振り返りです

 

~良かったこと~

 

日曜日の夜早く寝て、月曜日の朝はまずまず寝覚めが良かった

・朝短時間(15分)ですが、ジョギングして、すっきりした

・会社でも、朝のルーティーンが良かったのか、出だしは快調で、頭スッキリなのが自分でもわかった

・私がリマインドする前に、午前中に、メンバーの方から共通のタスクを仕上げてメールで送ってくれた

・メンバーに対して言葉をかけるとき、以前より相手の心に対して、真っ直ぐに投げかけることができて、相手も、こちらを向いてくれたように思う

・気にかかっていて面倒そうなタスクに手を付けたら、割とすんなり前にすすんだ

・重たい課題の打ち合わせで、隣の部署と、効率的に、でも本音で議論できて、話が前に進んだ

・家に早めに帰ってきて、娘と一緒に風呂に入れた

娘と一緒に、塾の復習と、学校の課題に取り組めた

・とくに塾の復習(地理)では、楽しく、ギャグを交えながら、勉強がはかどった

 

~ちょっとひっかかたこと~

・隣のメンバーに依頼しているタスクについて、急いでいることがわかっているはずなんだけど、メールで草稿を送って、私が気付くまでそのまま何も言わなかった

・その後、すぐに帰ってしまった(修正をすぐに入れて返したのに、今日は午前中別のタスクで時間がとれないことがわかっていると思うのに)

 

最後は、・・・たのに族になってしまいました

 

彼は、年は僕より上なんですが、僕と同じようにぶっきーだなーと思うことが多いです

 

たぶん、こわいんだと思う

 

これまでの人生で、上司からいろいろ言われてきて、萎縮している気がします

 

僕も引きずってしまいました

 

家に帰っても、夜寝るときも、あーどうしたらいいんだろうと

 

朝起きて、開き直ることにしました

 

悩んでもしゃあない

ともかく、自分に正直にいくしかないわ

おれ自身、かっこつけずに、ぶっきーなおっさんでええやん

 

うまくいっている状態に、執着しすぎるのではなくて、

いまある状況を楽しみながら、そういう中での、自分の気持ちのあり方が大事

 

落ち込むこともあるけど、朝起きてリセットできていることに感謝です

 

いまから、ちょっとだけ走りに行ってきます

 

皆様、今日も元気に行ってらっしゃい

 

子供の習い事や塾について、どこまで親はリーダーになるか

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みなさん、こんばんは

 

この写真は、今日午後に近くの大学の構内で撮影しました

土日の昼間は、ちょっと甘えて、中に入らせていただいております

 

これだけ広い芝生や緑がある場所を、眺めてくつろげることは、有り難いことだなあと思っております

 

今日は、ここで娘とバトミントンをしました

といっても、2人とも、超下手で、なかなか続きませんが...

 

吉本好きな娘は、

ネタをつけたり、ギャグを言ってから、サーブをするルールをつくったり、

しりとりしながら打ち合ったりなど、

いろいろとアレンジを考えます

 

10歳の娘は、私にとっても、十分な遊び相手です

 

でも、ときどき、考えるようになります

思春期を迎えるまで、あと、何年くらいだろう

いつか、ある日を境に、私に対して距離を置くようになるのだろうか...

 

娘という存在は、私の心を癒してくれますし、子供を通して、もう一度、人生というものを、疑似体験している気がしています

 

一方、いま私自身、親として逃げられないと思っているのは、子供がいま取り組んでいる、習い事や塾について、どう関わっていくかということです

 

以前の記事で、親は子供のリーダーとして、自ら学ぶこと、挑戦する姿を、子供に対して見せる必要があるという、杉山愛子さんのお母さんの考え方をご紹介しました

 

そのための機会としては、次の3点が挙げられるかと思います

1.子供と遊ぶ

2.自分自身、大人であっても、勉強を継続する

3.子供の勉強に対して、必要な範囲で、一緒に伴走する

 

この3つ目については、1,2よりも、かなり難しいと思います

 

たとえば、社会科の地理の勉強で、「県名」や「県庁所在地」を丸暗記するというのは、私自身やりたくないことです

 

だから、自然と学べるような機会をつくる

あとえ暗記するにしても、もっと背景を一緒に勉強しながら、覚えていく

 

と考えると、結構真剣に向き合う必要が出てきます

どうやったら、辛気くさくなく、説教くさくなく、伴走するか・・・

 

これはおもしろいでー 見てみ~ (関西弁)

とか、僕自身、本当におもしろいと感じる学びの機会をつくりたい

 

一方、あまりやりすぎると、過保護になるとも思います

ある時は、子供の興味に委ねて、こちらは遠くから見る必要もあることでしょう

 

今日は、抽象論で終わってしまいましたが、子供の習い事や塾での勉強の予習復習につきあう時に、第3者的に見るのではなくて、同じ側に立って、

・好奇心を持ち続ける

・おもろい、とか楽しいという素直な感情を大事にしたい

と思います

 

それでは皆様、日曜日残り僅かの時間ですが、どうぞ、ゆっくりとおくつろぎください

 

おやすみなさい!

 

ラベリング理論って知っていますか? 「評価」が目的化しないために・・・

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みなさん、こんばんは

夜も大分更けてきました

 

この写真は、以前よく通っていた、油そばのお店のトイレにおいてありました

 

私が自分のために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。」

 

「しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。」

 

さきほどスマホの写真を整理していたら出てきて、良い言葉だなーと思いまして、ご紹介致しました

 

本題に入ってまいります

 

今、会社ではちょうど上半期の実績評価中

私はメンバーと面談をして、面談シートに評価を書くことになります

 

ちなみに、ここ最近、結構本気で評価します

 

今までは、私が評価を書く場合も、私が評価を書かれる場合も、大体、「良くやった」とか、「こういうところは良かった」とか、いいことが、なんとなく並べられていました

 

面談自体も、「よくがんばってくれた」という感じで、さらっと終わってしまいます

 

結局、本音で話す場というより、部下のガス抜き、お疲れ様という声がけの場

大過なく、一応面談しましたという、形骸化したものだったと感じます

 

私も、もちろんかなり配慮はしますが、どうしても、ここは言っておきたいということは、ストレートに書いたり、伝えたりすることにしました

 

また、それとは別に、評価表も、甘くも辛くもせず、メンバーに対する見方を詳細に補足して、上に出しています

 

なぜ、本気で評価を書くかというと、私が感じていることを率直に伝えて、本人に気付いてもらいたいという思いが強くなってきているからです

 

ただ気になるのは、「評価」という行為自体に、問題が内在しているように思えてならないのです

 

悪い評価は、そのメンバーを将来に向けて良い方向に導いていくために、心を鬼にして、きちんと伝えようという教育的な目的が、もっとも大事だと思っています

 

ただ、実際には、私が「評価」する行為を通じて、そのメンバーを「ラベリング」してしまっているような気がします

 

皆さん、ラベリング理論について、お聞きになったことはありますか?

 

1960年代にシカゴ学派の人たちが考えたもので、たとえば、”不良”というのは、客観的には存在しないということなんです

 

逸脱などの行為は、他者からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出される」そうです

 

学校でのクラスでのたとえ話をします

 

先生が、みんなの前で、一部の子供たちを「あなたがたはできる」と言います

 

また、別の一部の子供たちには「あなたがたはできない」と言います

 

実は、どちらの子供たちにも、まったく差異はなかったのに、半年後、本当に、「ラベリング」した通りになってしまったそうです

 

これは、その人の周りの人たちが、それに応じた扱いをしていってしまうがゆえに、その人の傾向がそちらに強まってしまうのだということらしいです

 

それがあっていれば、「評価」をするということは、

・私自身

・対象となるメンバー

・評価の報告先である、私の上司や会社

のラベリングにつながってしまうおそれがある

 

皆、私のつけた「評価」に惑わされてというか、潜在意識に刷り込まされて、「ラベリング」を、そのメンバーに下してしまうのではないでしょうか

 

今、結構、そういう意味で、私自身、いやな気持ちになっています

本当に、思い切って率直に評価したことは、あまりにナイーブすぎる行為ではなかったかと

 

来週は、メンバーがそれぞれの良さを発揮できて、活躍できている状態を、描いていきたいと思っています

 

まず、自分から、それぞれのメンバーに対して良いラベリングを張りなおしていきたいと思います

 

評価は、人としての価値を示すものではないですが、ともすると、そうなりがちな気がしますので、本当に気をつけたい

 

そして、一人一人、こんな感じで活躍している・・・みたいな将来の姿を、できればメンバーと語り合ってみたいです

 

それでは、今日はこの辺で

 

少しずつ寒なってきてます・・・(関西弁で)

風邪ひかんように、皆さんもお気をつけください

 

おやすみなさい

思いの強さ、それは良しとして

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おはようございます

 

今日は、金曜日ですね...

オフィス勤めの方は、あと一日頑張れば

明日はゆっくり休める...と思われている方も多いかも

 

私もその一人です

でも、そう思えるのも、伴侶のおかげと感謝しております

 

今日は、その私のパートナーの話ですが、引き続き、チームワークの話です

 

妻は今年度、娘が通っている小学校のPTAの副委員長になりました

 

そして、昨日は、学校のPTA行事

 

妻は、ここ数ヶ月、LINEとにらめっこしたり、エクセルで台本を直したり、いろいろと頑張っていました

 

ただ、それ以上に、チームメンバーとの関係に悩んでいるようでした

 

私は、昨日家に帰って、妻に声をかけました、「お疲れ様、どうだった」と

 

妻曰く、「うーん、行事は成功して、すごく高く評価されたみたいだったんだけど・・・」と歯切れがあまり良くありません

 

委員長が、一度決まったことでも、その後、"独断に思えるようなやり方”で、進め方を変えてしまうということが続いていたということでした

それに対して、妻が属する学年の委員のメンバーがなんとなく固まって、批判的になった

 

数日前になりますが、妻曰く、そういう状況の中で、委員長とその他の委員との間をとりもつのが自分の役目だと思って、委員長にいろいろ進言してきた

でも、委員長から「あなたは何もやっていない」と言われて、怒ったと

 

それに対して、その時私は、「君は、副委員長なんだから、もっと委員長をサポートしなきゃ間に入って言うだけだったら、委員長からそう思われてしまっても仕方ないよ」と言いました

 

昨日、あらためて話をきくと、委員長は、「時間が無かったから、あなた(妻)やみんなに、いろいろ変更したいことについてきちんと説明して、理解してもらうタイミングがなかった・・・」と言っていたそうです

 

妻曰く、「知らない他の人から見たら、行事そのものは高評価だったから、結果だけみれば良かったかもしれないけれど、チームの中の関係はぜんぜんだめだった」と

 

時に、委員長は、命令口調に近い形で、他のメンバーに指示したりしたそうです

 

思いが強すぎるのよ・・・・」と妻が言いかけたときに、

 

はっとしました

 

それって、おれやん

 

会社では、上の方から、

「思いが強すぎる」

やりすぎ担当」という見方をされている私

 

これまでの、チームと私というテーマで書いてきたことと重なりました

 

メンバーの思いを聴く、メンバーを信頼する

その大事さと、それができていなかった自分への反省を書きました

 

あらためて、私の仕事観はこうでした

 

思いの強さは決して悪くない

 

目的をしっかり考え抜く

マイルストーンを考える

100%に近づけるために、最大限努力する

 

そういうことに、なんら疑いなく、全力で突き進んでいました

 

でも、どこかそれについてこないメンバーに対して抱くネガティブな思い

 

それは良しとして、

 

あらためて、メンバーは、自分と一緒ではないのだから、

一人一人、それぞれが大事にしている価値観をもった人

 

自分が正しくて、その人たちが間違っているとか

その人たちが、努力していないとか

 

”その人たちのせい”ではなくって

チームをチームとして、いきいきとした状態にしていくことができていない

リーダーの責任

 

もちろん、リーダーだけが責任を感じることではなく、フォローワーシップを発揮していくことも、メンバーの役割ですが、

一方的に、”相手のせい”にしていまう、そして”周りがやらないから独断で進めていく”のは、マイナスのスパイラルに他ならない

 

ということに、妻の話を通じて、また気付かされました

 

思いの強さ、それは良しとして

 

相手の思いをしっかり受けとめていく

自分の思いの強さと同じくらい

 

そう思いました

お読みいただき、ありがとうございます

 

皆さん、今日も健やかな一日を

いってらっしゃい!

 

 

 

 

 

 

「ハート」の経営・・・その意味

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おはようございます!

 

今日は、気持ちよく晴れています

淡いオレンジからスカイブルーへ、空の縁が彩られています

 

なぜ、紙飛行機の写真?

 

手が写っていてすみません...

 

今日の話題は、「スカイマーク」という皆様お聞きになったことがあると思いますが、JAL,ANAに次ぐ、国内第3位の航空会社のお話です

 

出典は、ちょっと自分が会社や職場のことで悩んでいるときに、読み返す、「到知」の記事の切り抜き帳からです

 

私自身、この会社の飛行機に乗ったことはないのですが、皆様はいかがでしょうか?

 

「ハート」の経営という、記事の中の一節に目が留まったのですが、このハートというのは、誰が誰に対して、どんな意味がこめられているか、私が読んで感じたことを書かせていただきます

 

スカイマークは、2015年1月に経営破綻します

規制緩和を受けて、この会社は、日本の航空市場にはじめて、「価格競争」を持ち込みますが、大型機材の購入後、資金難に陥り、ある投資ファンドが再建に乗り出します

 

この記事のライターは、2016年6月から2017年4月に、羽田、福岡、鹿児島の空港支店で約50名に取材をし、そのほとんどが会社の将来に希望を持っていることに驚きます

 

離陸後、「キットカット」が配られることで知られているらしいですが、ちゃんと客室乗務員が、荷物を棚に上げようとする乗客も手伝いますし、笑顔でCAは応対する

こんな当たり前のようなことも、破綻前のスカイマークには無かったと書かれています

 

以前の会社の経営方針は、「安さ」が最優先で、客席に配られたサービスコンセプトには、「機内での苦情は一切受け付けない」「不満は消費者生活センターへ連絡を」と明記されていたそうです

 

そういったときに筆者が乗ったときに、CAが無表情で乗客のシートベルトを点検するのを見て、憧れて就いたはずのこの仕事を、この人はどんな思いで働いているのだろうと、心中を察せずにはいられなかったと書いています

 

本当は、「荷物を棚にのせるのを手伝ったほうが出発の遅れも防げる」

 

「小さなお子さんには絵本を貸し出したほうが、お子さんが機嫌よくいられて、まわりのお客様も快適にすごせる」・・・

 

「でも、サービスは禁じられていました」

 

破綻をきっかけに社員は手探りでサービスを再開します

 

乳児向けにおもちゃを手作りした社員

 

支店の社員のひとりが描いたイラストをコピーして「塗り絵」をつくって、機内に持ち込む写真

 

そういった中、佐山さんという投資ファンドが、企業再生を手がけます

 

佐山さんは、スカイマークの現場を廻ったとき、帝人の工場を思い出したと言います

 

「工場には純粋でいい人が多い。そうでないと、ものはつくれない。きっちりと整備して、きっちりと設計して、きっちりと原材料を精査しないといいものはできない。真面目にきっちりやらないと成り立たない仕事。それは飛行機を安全に飛ばすスカイマークの現場も同じ」

 

その佐山さんの下で、市江さんという、元日本政策投資銀行の常務さんが「片道切符」で着任します

 

経歴はエリートでありながら、ベンチャー志向の、本人曰く「変わり者」だそうです

 

彼は、自分自身の携帯番号を、社内イントラネットでのメッセージの配信のヘッダーに入れて、赤字で「何でもご遠慮なく直接ご連絡ください」と書き添えます

 

佐山さんと市江さんが意識したのは、「話を聴く」体制だそうです

 

「ちょっと気付いたことを言えるかどうか」

 

結果、「現場のアイデアを取り入れてもらえる。しかも、すぐに」とあるCAが答えるくらいに、これまでの強力なトップダウンから変わってきます

 

そして、まず問題であった定時出発率の向上をめざして、会社側は目標を示しますが、ランプ部門では、現場で上がってきたアイデアで、人員配置を工夫します

 

以前は、一機あたり2人で担当していたのを、別でもう一人立てて、その一人が状況を見ながら複数の機体に目配りをして、遅れがちなところをフォローする体制に替えます

 

客室部門にも変化が起きて、さきほどのキットカットに加えて、コーヒーサービス(有料)も行い始めますが、ゼロからマニュアルをつくることにします

 

丁寧すぎない自然なサービスを模索していけるのは、スカイマークらしさだと言えると思うし、らしさをのびのびと探すのが大事だと思う」

 

「基本はマニュアルと訓練でおさえつつ」「CAがお客様に合わせて臨機応変に対応することが、らしさだと思う」

 

佐山さんは言います

”ハートのある経営”が大事だと常々申し上げているのは、社員のみなさんにハートを向けなければいけないという意味です。」

「経営者であるということは、社員の皆さんから、ハートのある経営ができているか、社員の皆さんから問われる立場でもあるんです。」

 

この言葉に、私はどきっとしました

 

私がいるチームには、いろいろな方がいます

 

かなり年齢が上ですが、あるコネクションで中途採用で入ってこられた方

障がい者採用で入ってこられた方

 

マインドが萎縮していたり、スキルがどうしてもまだ不足していたり・・・

 

正直、新卒やキャリア入社がそろっている、他の部署のチームを見ると、私がいるチームは、なかなか人材面で厳しいなあーと、心の中でつぶやく自分がいます

 

そういう声に、気持ちが押されてしまっています

私自身、彼らに対してハートを真剣に向けているか?と言われると、Noと言わざるを得ない

 

いかに優秀な人材を揃えても、トップダウンばかりで、メンバーの心の声をとざす職場

 

かりに能力や経験が不足しても、メンバー一人一人が熱い気持ちで、こうしていきたいんや!という思い、声、行動を受け入れる職場

 

後者の方が、そもそもその場にいて楽しい、一緒に働いてみたいという職場だし、良い果実を生み出していく

 

そのためには、絶対に、メンバーの力を信じること

少なくとも、潜在的な力があることを

 

そして、メンバーの心の声に、自分の心の向きを向けること

 

経営といってはおこがましいですが、

「ハート」のチームを目指し続けたいと思います

 

ありがとうございました

 

今日も、元気にいってらっしゃい!