おはようございます
みなさん、「カルくカムこんぶ」ってご存知ですか?
この間、イオンで見つけたのですが、時々買って、むしゃむしゃと楽しんでおります
こんぶ菓子といえば、赤いパッケージに入った、中野の「都こんぶ」も、もちろん大定番ですが(最近みかけませんが)・・・
この「カルくカムこんぶ」は、肩肘張らない、友達感がいいんです
ちょっと誰かと気軽に話したいときに、こんぶが、話し相手に・・・
ン? すこし強引でしたが、このパッケージのキャラ2人に感じられる、ゆるーい感じ、ちょっと話してみようかなーっと思える関係性って、職場の上司と部下の間でも大事では?という話題です
今日は、メルカリ発送前の「プレジデント 2018.10.29号」を慌てて読み返していたときに、出てきた、本田健さんのコラムに触発されて書いております
同氏によると、人間関係での人のタイプは、
①明るく前向き(ポジテイブ自立型)
②完ぺき主義で批判的(ネガテイブ自立型)
③ミスをしがち(ポジテイブ依存型)
④感受性が強く悲観的(ネガテイブ依存型)
まあ、必ずしもどれか100%ということはなく、おそらく人はその場面場面で違うという点も含めて、ミックスされていると思います
おもしろいなと思ったのは、上司のマネジメント法の勘違いについてです
①のポジテイブ自立型は、「君ならできる」「君を信じている」と、部下を持ち上げ、励まして育てようとする
ところが、過度の励ましは、プレッシャーになるばかりか、「こっちの苦労も知らず、いい気なものだ」と上司に対する不信感で、やる気を奪われてしまう場合もある、というくだりが書かれていました
この間の、私とメンバーとの面談って、こういう図式だったのでは・・・?とはっとしました
決して、私自身、安定的に明るく前向きではなく、うじうじ悩んだりするのですが、ポジテイブ=善という考え方を強くもっているので、むしろそういうスタイルで行くべきだと思い込んでいました
ちなみに、もう一歩進んで、「みんな一緒にがんばろうよ、仲間じゃないか!」とサークルのノリで熱く語る人もいますが、張り切りすぎも、部下との温度差を広げる原因です・・・と書かれているのを見て、ガガーンときました
実は、先日、あるTV番組で、松岡修造さんが出ていて、あのキャラ満載で、バラエテイー番組の中で前面に押し出されてこられたのですが、んーこれはちょっときついかもと感じてしまいました
なぜか?
それは、「相手の思い、考えをちゃんと受けとめるコミュニケーションができておらず、こちらが「良い」と思っていることを伝える一方的なコミュニケーションになってしまっているからではないか」
そういう意味で、パワハラ上司と、見かけは違っても、紙一重かもしれません
出典が記憶になくて申し訳ありませんが、どこかの本で、業績を上げたチームの要素を分析したところ
A.プライベートのことも含めて、わいわい仲の良いチーム
B.仕事以外のことは、話さないチーム
どちらもあって、決定的な相関関係は無かったそうです
ただ、共通していたのは、"発言量”がチームメンバー内で大きな偏りが無かったことだそうです
その背景として、相手が言ったことを尊重する、自分もきちんと伝えられる場があること
さらには、
・相手が言う余地をちゃんとつくること=相手を尊重し、聴くために配慮している
・自分が言える場=相手も自分を尊重してくれている
が、そのチームで成立しているということでしょうか
幸いにして、先日”うまくいかなかった”メンバーとの面談は、昨日は、メンバーと私と会話量が同じくらい(実際は、私が多かったも知れません・・・)に近づけたのではと思います
そして、なんとなく”お互い”、気持ちを開示できたような場が出来たように思います
前向きにビジョンを掲げて、みんなでいこう!という典型的なリーダー型のステレオタイプを理想像としていた自分が恥ずかしいです
聴く
待つ
ことのできるリーダーをめざします
「カルくカムこんぶ」を懐にしのばせ、パッケージをながめ、こんぶを味わいながら・・・
読んでいただいて、ありがとうございます
それでは、皆さん、いってらっしゃい!