おはようございます
皆さんは、「階段垂直マラソン」って聞いたことがありますか?
香港のあるアイデアマンが、大都市にあるビルの非常用階段を使って、マラソン大会をやろう!と考えたものです
今では、香港、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海、北京、マニラ・・・など、欧米、アジアの世界主要都市の高層ビルで行われているマラソンです
ワールドシリーズというのがあって、招待選手もいたりして、なかなかに本格的です
日本では、一昨年に、大阪のアベノハルカスが、その世界戦のエキシビジョンマッチを行いました
名古屋でも、ミッドランドスクエアが、今年の4月に、世界戦でこそありませんが、愛知県を中心に、1,000人を超える人を集めて、大会を行いました
ちなみに、マラソンという言葉を使いましたが、実際には多くの人は、「歩いて」登っています
何を隠そう!?私も、昨年のアベノハルカスの大会に参加して、約15分程度で60階、地上300mを、「歩き」ました
今日は、実況中継風に、そのときの経験をご紹介させていただきます
あらかじめお伝えしておきたいのは、この階段垂直マラソンの特徴は、何しろストイックなところです
周りに窓があるわけでもない、「非常用階段」を黙々と歩く訳です
階段に入る前は、観客の人の応援がありますが、階段にすいこまれると、なんとなく孤独です
もちろん、一緒に歩く人はいるんですが、縦に細ながーい密室にある階段を地味に登っていきます
一瞬、オレ、あほなんちゃうか???
と思う瞬間もあったりします
でも、3フロアずつくらいに、見守ってくれる係りの人がいたり、15階くらい登ると、階段の横の附室に、給水所が設けられていて、お兄さんやお姉さんが笑顔で、水をくれて、応援してくれます
あー応援されるのって、こんなにうれしいんや!
力が湧いて、また歩き出します
だいたい30階くらいから上は、追い抜いていくことが多くなりました
実はコツがあって、大会関係者の方から教えてもらったのですが、決して最初は無理をしない、マラソンという名前がついていても、特に最初は、ゆっくり登っていってくださいということでした
たぶん、上の方でつらい人は、最初にとばしすぎたのではないかと思います
でも、ちょっとだけ自分の着実な足取りに満足していたときに、後ろからレオダードを着たお姉さんが、かなりのスピードで、颯爽と私を追い抜いていったときには、ドキッとしました
2重の意味でですが・・・
男はいかんですね、、、ついつい、ちら見をしてしまいました
(女性の読者の方、ごめんなさい)
それはともかく、衰えないパワーには敬服です!
そして、とうとう60の扉の奥に、光が見えます。。。
階段の先には、平らな場所が細長く続いている
出た! 展望台だ!!
そこから先は、沿道の係りの人にハイタッチしながら、ぐるっと一周
ガラス窓の向こう側には、おもちゃのようなビル群と青い空が続いています・・・
最後は、一人一人丁寧にゴールテープを張ってくれているお姉さんの前をゆっくりと通過・・・
前には倒れこんでいる人もいますが、やったー!という達成感がこみあげてきます
わずか15分の出来事ですが、ストイックな戦いの後の爽快な気持ちは、ちょっぴりやみつきになるかも
あなたも、街のど真ん中、日頃は入れないビルの非常用階段で、気持ちいい汗流しませんか?
今日は、ちょっとお勧めの変わったスポーツをご紹介しました
それでは、皆さん、いってらっしゃい!
(私は、1泊2日で出張に行ってまいります 明日朝は更新できないと思いますが、深夜に出来るかどうか・・・)
追記 : ご参加されたい方へ
①大阪は、今年も、11月4日にアベノハルカスで大会が開催されますが、残念ながらエントリーは終了したようです タイミング悪い記事でごめんなさい!
②名古屋は、来年の4月か5月頃、名古屋のミッドランドスクエアで、第二回大会があるかどうか!? こちらはまだ発表されていませんし、おそらくエントリーも、早くて今年の年末頃と思われます・・・