おはようございます
今、朝5:30くらい
冷え込みから、暖房が手放せなくなってきました
この後行くジョギングも、走り始めは寒いです
でも、だんだんと身体が温まってきて、スピードが上がってくると、意識が向くのは
あごの周りとか、お腹から胸にかけての、「余計なもの」
あーこんなに溜め込んでしまっているんだなー
でも、もしかすると、食べ物がなくなってきたら、必ずしもそれは「余計なもの」ではないのかなーとも思いました
そもそも、溜めるということはどういうことなんでしょうか
その日暮らしから、土器を手にして、木の実や乾燥した食糧を貯蓄するようになり、
稲作をはじめて、はじめて安定した大量の穀物をきちんと溜められるようになった
生産した穀物を溜めることで、狩りが不調でも、その年凶作であっても、溜めていた食糧を食いつないで、人が長く生きられるようになった
富が組織的に集積され、記録によって知識が継承され、文化、文明も発達する
僕は、弥生時代というか、稲作文化とか、農耕文化が生まれたということは、人類にとって、本当に大きな大きな意味を持っていたんじゃないかと思います
はい
富を溜めること、溜められることって、ハッピーにつながることなんです・・・
と言い切っていいかというと
溜めていた食糧や冨を奪うために、戦争が起こるようにもなった
およそ歴史が遡れる限り、溜め込むことばかり執心する人物も、民衆から非難の眼差しでみられる
贅沢を尽くしていた古代から中世の王様、江戸時代の悪徳商人、現代の大富豪まで、
機械でも衣料品でも、在庫を持ちすぎることは良くない
できるだけ在庫は少なくして、売れた量に応じて製品が作られるほうが良い
タンス貯金でなく、お金がうまく投資にまわっていくことも、経済の発展には必要
スタートアップした企業、志のある起業家を応援するための活きたお金
家にあふれかえる本には本棚が
会社にある膨大な紙資料にはキャビネが必要
家の本棚の本は、メルカリで、読んでくれる次の人に渡す
会社にある紙資料は、働き方改革でPDF化して、シュレッダーでリサイクル原料に
段々見えてきたこと
1.「富を生み出すことは悪いことではない」
・毎日、おいしいご飯を食べられて、あったかい服を着て、ゆっくりと寝れる家があるのは、みんなで富を生み出しているから
2.「富を蓄積するのも、生き伸びるために必要(防衛本能)」
・人間は本能で、子孫を生き延びさせるためにすること
・昔で言えば凶作、現代で言えば、働けなくなったときのリスクヘッジ
・大地震が起こったらどうする? 防災備品は大事、備えあれば憂いなし
3.「富は生み出しすぎると、価値が下がる」
・需要以上に供給があると、むしろ資産から要らないものに
例)不良在庫、私のあごやお腹周りについているもの
4.「富には負の側面もある」
<物理的>
・管理も含めて、コストがかかる
(モノでためるなら、大昔は高床式倉庫、現代では、高い賃料)
・いらないものも溜め込んでしまう→断捨離で気付く
<心理的>
・ジェラシーの対象(持たざる者から持てる者への)
・戦争で奪おうというターゲットにされる
5.「富はまわしていくのが素敵かも」
・そもそも商人は、ニーズがある場所にモノを循環することで付加価値をつくる
・工場生産では、在庫を少なく、ジャストインタイムで生産、流通
・貯蓄から投資へ、企業家へのクラウドファンデイング
・メルカリやカーシェアなどの、シェアエコノミー
ということで、理想を言えば・・・
しゃかりにきならずに、でもちゃんと働いて富を生んで、
溜めこみすぎず、
必要な人が受け取れるようにまわしていくのが、
心地いい、「富」とのつきあい方でしょうか
私も身体の「富」を「溜めこみすぎず」に、ジョギングを楽しみたいと思います
(ちょっと、ずれてしまったでしょうか・・・)
それでは、今日も一日、皆さんに、富がまわりますように