ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

2年目社員の矜持

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おはようございます

 

きのう、会社であった、”「はっ」としたこと”です

 

午前中に、隣の部署のある2年目社員に、「今日の夕方4時に、打ち合わせしたいのでよろしくね」と言って、約束しました

 

午後3時50分頃、あと資料がもう少しでできるけど、間に合いそうに無いと思った私は、少し打ち合わせを伸ばしてもらうか、不完全でも時間通りに打ち合わせに持っていくか、迷っていました

 

その2年目社員は、かなり距離はありますが、向こうの方で見えるところに席がありますが、彼女を見ていると、一生懸命資料作りに没頭しているように見えます

ひょっとすると、声をかけないと、約束の時間に気付かないかな~と思いました

 

午後4時ちょうど、すっくと、彼女が立ち上がります

「おっ」

 

資料は、ちょうどPCの「印刷ボタン」を押したところ

あわてて、プリンターの方に小走りに行って、とってきます

 

彼女は、そのまま、自席で佇んでいました

決して、何か訴える様子もなく

 

そういえば、打ち合わせの場所、言ってなかったなー

 

私は慌てて、最近よく借りている彼女の席の近くのテーブルの方を示して、

一緒に席につきました

 

たぶん1分弱くらいだったかもしれません

 

彼女は、私を凝視していたわけでもなく、

すくっと立って、柔らかな雰囲気を醸しながらも、そのまま「指示をお待ちします」の状態で、待っていてくれました

 

そう私に感じさせました

 

その後も、彼女の持つポリシーをあらためて感じたことがもう一つありました

 

資料を見てもらって、気が付いたところがあったら言ってねと頼みました

 

15秒ほど、黙って目を通しています

 

口を開くと、「今回初めて、この役目をやることになって、~については不安でしたが、この箇所は、具体的に書いてくださってので、よく分かりました」

と言ってくれました

 

その言葉が、私の心に向けて、すーっと入ってきました

 

不思議ですが、人は表面的に言っている場合と、心から言っている場合と、なんか違いが分かりますが、素直にそう思ってくれてるんだなと感じました

 

その後、冷静な口調で、「ここは、こういうことでしょうか?」と質問してきます

それは、”純粋にわからないので、教えてください”というメッセージそのものです

 

私も補足しながら、あーここは自分でも、詰めてなかったなーと気付きます

「ここはこういうことにして、書き足しておきます」ということになりました

 

気が付いてみると、気持ちよく資料を修正することができましたし、彼女に対して理解してもらいたいことも伝わりました

 

そういえば、いつも彼女とのコミュニケーションは、

 

①「ありがとうございます (ここは助かりました、良かったです)」メッセージから受け取って、

 

②次に、冷静に「ここはこう感じます」(I(アイ)メッセージ)につながり、

 

私は非難されたと感じることなく、

”ここ改善せんといかんなあー”と思わせる形で、終わっていました

 

2年目ではありますが、彼女にはスタイルがあり、矜持があります

もうベテランのはずの私は、彼女に助けてもらい、教えてもらっています

 

あーこりゃいかん、恥ずかしい姿は見せられんなー

そう素直に感じさせてくれる彼女をリスペクトです

 

そして、感謝したいと思います

 

それでは、皆さん、今日も元気に行ってらっしゃい!