ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

遊びがないと、つまらんのちゃう?(それはボッチャからはじまった)

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こんばんは

皆さん、Office de Bocciaってご存知ですか?

 

就業後、オフィスのロビーや会議室に、近所のオフィスワーカーが集まって、気軽にボッチャを通じて交流しようという企画です

 

経済界協議会という団体が推奨しています

 

障がい者の方も含めて、「誰もができる」という面での裾野の広さもあります

 

1.ボッチャとは

 そもそも、ボッチャというのは、ヨーロッパでできた、脳性まひの人や重い障害をもった人のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式な種目です

 

 カーリングに似ていて、障害の有無に関わらず、楽しめるスポーツです

 

どんなスポーツか、簡単にご紹介したいと思います

もう、知ってるよ・・・という方は、読み飛ばしてください

 

コートは、体育館でも、オフィスのロビーでも、会議室でも、ちょっとしたスペースがあれば、OKです

 

養生テープで、コートの線をひきます

上の写真を見ていただけると、分かりやすいです

 

はじめに、どちらかのチームが白いボールを投げて、目標となる白ボールの位置を決めます

 

あとは、2チームが順番に、持ち玉を投げていって、全部投げ終わったら、どちらのチームのボールが多く、その白いボールに近いところに集まっているか、ということを競います

 

上の写真では、赤ボールが白ボールにぴったりくっついていて、少し離れたところに青ボールがあります

 

この時点では、赤ボールを持っているチームが有利です

 

さらに、このチームは、今投げようとしている赤ボールと、まだ投げる位置に残っている赤ボールが、それぞれ1つづつあります

 

一番近い、相手側の青ボールより、どれだけ赤ボールが内側に入るかで、得点が決まります

 

ですから、この時点で「自爆」しない限り、赤ボールを持っているチームは、1点以上、さらに点数を増やすことができる可能性があります

 

自爆といったのは、間違って折角、白ボールに近いところにある、自チームの赤ボールや、目標となる白ボールがはじきとばされると、おじゃんになってしまうからです

 

逆に言うと、ゲームの途中で、白ボールを、自分のボールで動かしたり、相手のボールをはじきとばしたりできるため、形勢は容易に逆転できます

 

2.ボッチャの特色

ボーリングと比較すると、

・ダイナミックさや、ストライクをとったときの爽快感には欠ける

・ストーリー性や、チームとしての一体感で優る

・体力や運動神経は、それほど問われないが、球技としての面白さはある

・1人1人の動きを両チームが見ているので、場を共有しやすい

という特徴があります

 

本当に、即席で知らない人同士が「誰とでも」チームをつくって楽しめます

 

3.ボッチャの応用的な使い方 

(1)真面目編

このボッチャ、オフィスの会議室とかロビーでできるというのが、ミソではあります

 

つい数ヶ月前に、お客さんに貸し出している、営業用の会議室で、ボッチャのボールを貸し出すサービスをしたらどうか、というのを、営業部門の役員に提案しました

 

たとえば全国の支店から人が集まってくる会議などで、アイスブレイク代わりに使ってもらえるのでは?と思ったからです

 

すると、役員曰く、「ええやないか・・・今日は冴えてるな!」ということで、営業部門に指示が下ったそうです

 

 ただ、いつの間にか、話が立ち消えになってしまいました

 

(2)遊び編

 

おすすめしたいのが、合コンや新歓活動でのアイスブレイクとしてです

 

男女を問わず、まったく知らない人同士が、3ゲームくらいすれば、ハイタッチくらいはしてもいいくらいの感覚になります

 

 

なお、1ゲームに要する時間が短く、即席でチームがつくれるます

 

その特徴を活かして、

・婚活パーティー

・小さな会社の新年会やクリスマスパーティー

などで、沢山の人とチームを組み直して、より多くの人と交流する場にも適しています

 

と、ここまではボッチャの話をしていますが、実は話の前振りです

 

4.次に続く・・・オレは「堕落した遊び」ばかりやっているのか? 

さて、長々と書いてきましたが、昨日、金曜日の夜に、他の会社の方と一緒に、オフィスの会議室で、このボッチャの練習会をやりました

 

その後の懇親会で、ある人から、

 

”ナゴタロ”(実際には、私の名前)は、真面目なことばっかりやってて、遊びがなくて、おもろないなー と言われたのです

 

どきっ

 

オレ、ホンマに遊んでないんかな?

おかしいんかな、人間として・・・

 ということで、明日以降にこの話は続きますが、もうひとつ「遊び」の定義について

 

お前、アホちゃうか? 遊びまで定義つけんなや!というつっこみは、どうかご容赦ください

 

フランスの哲学者のカイヨワさんは、「遊びと人間」という本を書いています

 

遊びとは、

・自由で自発的

・隔離されている

・結果が未確定

・非生産的

・規則がある

・虚構(明白に非現実である)という特別な意識がある

としています

 

そして、このような定義から逸脱した遊びは、「堕落した遊び」であると言っておられるそうです

 

私にとって、ボッチャは、会社の中での私の役割と結びついていて、必ずしも、100%自由で自発的とは言えません

オフィスワーカー同士の交流やアイスブレイクという目的がありまリ、意味をもたせています(→少し、生産的な面もある)

 

つまり、「堕落した遊び」です

 

あー、俺は、ホンマ、すべてに「意味づけ」を求めすぎる人生を送っているのか

 

ジョギングですらも、心をリセットしようという目的があるから、遊びとは言えない

 

俺は、遊びができなくなってしまった、堕落した、不健全な人間なのか・・・  (続く)

 

そろそろ、失礼して布団に入ります

明日は早起きして、あべのハルカスの階段マラソン視察に行きます

「遊び」ではありません「仕事」です・・・(泣)

 

おやすみなさい