皆様、おはようございます!
今日の名古屋は、少し厚い雲が空にかかっています
気温は低めのようです
私は、心がちょっとざわついています
朝ノートにも、ちょっと自分の気持ちを書き留めました
おいおい、このブログでも書かせていただくかもしれませんが、
ここ2-3年で、家族に迷惑をかけてしまったことを再認識して、鉛のような重たいものが気持ちを沈ませています...
朝からすみません! 紙のスクラップブックに貼った記事を読んで、心の視座を少し解き放ってみたいと思って、ちょっとご紹介したい内容を書きます
愛は与えっぱなし
親から子へは、そうかもしれません
あるいは、子供から親に対しても
私には10歳の娘がおりますが、子供が親に対して見せてくれる、なんのためらいもない信頼から、親としての自覚を呼び覚まされます
この記事は、北九州市にあるガソリンスタンドが、20年にわたって、いわゆる非行少年を雇用してきた中で、経営者の野口さんが感じたことを取り上げています
「野口石油」というガソリンスタンド会社が、それです
3つのガソリンスタンドを経営していて、33名のスタッフがいるそうです
規模からすると、かなり多いスタッフだそうです
それは、スタッフ3名あたり、2名の元非行少年がいて、働く場を提供するためだそうです
野口さんによると、非行少年も、好きでそうなったわけではない
そこにきている子供の約7割弱が生活困窮者の家庭に育っていて、さらにその2割弱のお母さんが妊娠中に薬物を常習していたそうです
その影響で、子供には軽度の知的発達の遅れも見られるそうです
そして、義務教育の過程で、小学校高学年から、親御さんが子供の髪をまっきんきんにするところから始まり、中学校にはほとんどいかない、そして高校にもいかずに無職の少年になる
行き着く先は、ゲームセンター、そこで仲間を見つけて、非行に走る・・・
そういった子供達は、「寂しい」んだそうです
彼らは、自分を見てくれている、関心を持っていてくれているということに対して、大では想像がつかないくらい喜びを感じる
その根底にあるのは、親からの愛情不足
そして、それだけに、彼らは普通の人たちよりも、感受性がとても強い。
一瞬にして、「この人はどういう人か」と見破ることができるとのこと
だから、ちゃんと話をきくこと、目線を合わせて、最後まで話をきく
そうすると、「自分のことを認めてくれた」と思って、心を開いてくれるそうです
ただ、そういう子供達を雇い続けることは簡単ではない
彼らは再犯をおかしてしまうけれど、レッテルを貼らずに、愛を与え続けることが大事だと野口さんは言います
野口さんは、売上げでなく、一生懸命さを評価するそうです
なぜなら、一生懸命さはお客さんにも伝わるからだそうです
差し入れもすごく多い
我々の仕事は地域の人から恩恵を受けて成り立っているわけで、本当に謙虚な気持ちになります。だから、「経営はこうだ」というノウハウは、野口石油にはひとつもないと言われます
この記事を読んで、ああ自分にも、こういう元非行少年と同じところがあるなあと、そして職場の仲間もきっと、同じところを持っている
野口社長のような真似はできないけれども、
・相手の話をきく=受け入れる
・一生懸命な思いを大事にする=
それ自体が、受け取る人にとっても、うれしいこと
ということを、心のアンカーに置いておきたいと感じます
それでは、今朝はこの辺りで
皆様、お気をつけていってらっしゃい!