ナゴタロの感謝日記

名古屋在住の50代前半、サラリーマンの日記です

1 on 1 ミーティング!? 味方になるということ 

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1 on 1 ミーティング (写真ACより)
 

おはようございます

 

いよいよ年末に近づいて参りました

私もここ2週間くらいが山でした

おかげさまで、何とか乗り切って宿題を持ち越さずにすみそうです

まだ何があるかわかりませんが

 

みなさん、1 on 1 ミーティングって、聞いたことはありますか?

 

ヤフーでは、「部下の才能と情熱を解き放つ」という人材育成方針の下、週1回以上、上司と部下が約30分の話し合いを持っているそうです。

 

そして、「コーチング」「ティーチング」「フィードバック」というスキルを体系化して、管理職研修も行っているそうです

 

これって、

ちょっと悩んでそうなメンバーに、

「一緒に昼飯行くか?」とか、

「今日は、飲みにいくか?」とか、

「ちょっと話聴こうか?」・・・

というのと同じでは?

 

半分は同じで、半分は違うという感じでしょうか

 

私流に解釈すると、

味方になる

対等な立ち位置で、双方向で話しをする

というところは同じかなーと思います

 

もっとも、お説教の場になる危険性があるという意味でも同じです

 

1ヶ月間くらいに行ったある異業種同職種交流の場で、「どんなメンバーであっても、一人一人の可能性を信じて向き合うしかないと思う」という青臭いことを言ったら、分別がありそうな方から、「1on1ですね」と、さらっと言われてしまいました

 

いわゆる組織には表面上のヒエラルキー、タテマエがあります

 

これは、フリーアドレスの職場でも、毎日同じ顔ぶれの職場でも共通します

 

スタートアップ企業や、独立心が高い仲間で構成されたある意味成熟された企業は別かもしれません

 

日常的に、合法的に?、けんかしたり本音で話し合っている環境であればいいですが、

いろんな事情で集まってきてしまっている「会社」は、だましだましやっていっている部分もある

 

ちょっと、寄った言い方をしましたが、「誠実に向き合って仕事をしよう」と思い込んで頑張っていればいるほど、疲れることもある

いわば、組織にも個人にも精神疲労はたまるわけで、ほぐしが必要

 

1週間も真剣に仕事を組織でしていると、たとえ「のっている」ときでも、自然と硬直したり、周りが見えなくなったり、どこかでストレスとためこんでしまいます

 

そこで必要なのは、「味方」と本音で話し合える時間だと思います

メンバーの1人1人に、「公平」に「えこひいき」をする

 

もちろん、上司側からすると「進捗確認」という意味もありますが、どちらかというと、私の場合は「進捗共有」と自分に言い聞かせています

 

 

昨日は、メンバーと私をあて先にいれて、メンバーの課題を、私達の課題という形で捉えるフォーマットで洗い出して、メールを作成し、連名で出しました

 

ちょっとやりすぎかもしれませんが・・・そのメンバーの個性に合わせてアレンジしてみました

 

また、とくにフリーアドレス化が進んだり、メンバーに任せる範囲が大きくなればなるほど、定期的な1on1は大事になると思います

 

仕組み化した1on1を、1~2週間に1回、1ヶ月に1回

チームでも1回

行うことは意味があるんじゃないかと思います

 

ちなみに私の場合、チーム単位でのミーティングは、これまでもありましたが、上からの通達を下ろしていくというところが出発点にあって、目的が違っていました

 

これからは、時間帯を区切るか、フォーマルな通達は5分でさっさと終わらせて、場を切り替えようかと思います

 

最後に「味方になるということ」ということについて

数年前にある人から、最もパワフル」なやり方なんだと教えてもらいました、そもそ

 

その人は、決して口調がやさしいわけではありませんが、人望があるように見えました(同じ会社ではありません)

 

味方になる=信頼するということだとも思います

 

メンバーの味方になって、話しをする時間をとる

これを、継続してやっていこうと思います

 

それでは、良い週末をお過ごし下さい!

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睡眠の質を上げるにはどうすればいい!? ~睡眠が仕事に及ぼす影響~

睡眠

睡眠

 

おはようございます

 

先日、私が所属するグループで新人が入ったので、ミーティングで、お互いの趣味の紹介をすることにしました

 

そこで、一見クールな理系の若者曰く、「3つあります」と言います

①飲むこと

②寝ること

献血すること

 

献血の理由はよく分かりませんが、飲むことは、まあ共感を覚えなくもない

でも、寝ること? わざわざ趣味に挙げる理由があるの?

 

彼は、毎日夜10時に寝て、朝7時頃起きるそうです

9時間睡眠

 

私の娘と同じくらい

 

それに対して、新人君が、夜10時くらいから、朝2時くらいまでが、睡眠の質がいい時間だとコメントしてくれた

 

え!?そんな早い時間

でも、確かにそんなことを聞いたことがあったような無かったような・・・

 

誰しも言う台詞かもしれませんが、私も20代の特に前半は無茶苦茶な生活でした

 

前職の商社で、入社直後は、テキスタイルの貿易部門にいました

 

昼間、大阪の繊維メーカーをはしごして、生地をもらってくると、中東帰りの先輩の横で、しこしことサンプルをつくる

 

気が付くと夜10時くらい

 

それから家に帰り、朝は誰よりも早く会社に来て、テレックス(今は誰も知らないと思いますが)を配る毎日

 

金曜日の夜、先輩にクラブに飲みに連れて行ってもらい、先輩の歌をきいて一週間が終わるという暮らしでした

 

いま思うと、粗放労働、労働集約的というか、AI代替もいいところだと思います

 

もっとも、先輩方が、サンプルを手でムニョムニョ触って、見た目は真っ黒、真っ白(中東向けは、民族服に使われるので)な生地を、サテンの縦横〇番とか、判別する技は、今でもリスペクトですが

 

 

 

話が脱線しました

 

40代半ばから、体質が変わったのか、朝早く目が覚めるようになりました

それと共に、ある程度早く寝ないとつらい体質に

 

思い出したのですが、さきほど挙げたテキスタイルの職場で、課長が「これいいぞ」と言っていたのが、日曜日は夜9時頃寝てしまえ、という言葉

 

なぜ、日曜日だけなんだ!?というつっこみはさておき、忙しい職場でさえ、実は睡眠が大事だという価値観はあった

 

今、この年齢では、間違いなく、睡眠の質が仕事に影響を及ぼしていることを体感します

 

これら、睡眠に関する一般常識については、厚生労働省が2014年に睡眠について指針を発表しています

www.mhlw.go.jp

 

お上がここまで、「国民」に対して訓示する必要があるか?という気もしますが・・・一度斜め読みしても良いのではないでしょうか

 

皆様が思っている常識を確認できます

 

一方、最近聞いた話で気になったのが、

朝目が覚めて13時間たつと、作業能率が低下し始める

17時間以上起きると、血中アルコール濃度が0.05%と同じレベルになる

つまり、「酒気帯び運転」と判定されるほどのアルコール濃度だということ

allabout.co.jp

 

昨日は、朝4時におきて、夜10時まで仕事してました・・・

正直、夜8時くらいで限界

あとは気合でしたが、やっぱりやりすぎ

 

自戒をこめてまとめますと、私自身にとっての「睡眠の質を上げる」工夫

 

①夜10時就寝目標 (睡眠の質が高いのは夜10時から朝2時まで)

②朝は早く起きて、ジョギングする

朝、昼、夜とも、規則的に、身体にいいものを食べる、腹八分

昼間は集中して、できるだけ楽しく働く、むだな仕事は断捨離する

残業は早く切り上げ

⑥基本、アルコールは飲まない

仕事以外の、自分の楽しみをもつ(ブログもその一つ)

 

この中で、私にとっては④仕事の質が大事です

働き方改革(働き方変革))とも関係します

 

仕事でもやもやすることがあったり、遅くまで仕事をすると、⑥アルコールが飲みたくなり、①就寝時間がのびて夜更かしして・・・という悪循環

そういうときは、ジョギングでサイクルを断ち切ります

 

あと⑥アルコールを飲みすぎないことも大事

今日は、夜飲み会です

気をつけて1次会でさっと切り上げます

 

書いてみれば当たり前のことばかりですが、自戒をこめてまとめてみました

 

それでは、皆さん、今日も元気に行ってらっしゃい!

 

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働き方変革(働き方改革)の進め方!? ~小室淑恵さんの講演・本について~


経営戦略としての「働き方改革」~小林史明×千葉太×野坂章雄×山口文洋×小室淑恵

 

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社

 

 おはようございます

 

みなさん、小室淑恵さんという方はご存知ですか?

「小室」という姓から芸能人?的なラベリング、それから、このビジュアル

 

正直、どちらかというと、うさんくさいなーと思ってしまいました

失礼ながら

 

でも、この方、いまでも生き残っています

また、本も何冊か持っていて、数年前から書かれていることに、ぶれはありません

 

見ようによっては、働き方変革(改革)ブームが続く中で、同じフレーズを使いまわしているとも言えないこともありません

 

でも、冒頭のyou tubeグロービスでのパネルディスカッションを見て、傾聴もできる、頭の回転も速い、思いもある、決して、表面的な人ではないと思いました

 

今、会社では、「働き方変革」をやっていこうという動きが出てきています

 

私が勤めている会社は、体質的には、このyou tubeの中の、某ビル管理会社さんに近いものがあります

 

仕事の内容も似ていますが、今の経営陣が新事業への取組みを積極的に進めていこうとしている中で、できるだけ従業員の数は増やしたくないという背景があります

 

人口減少云々という、日本全体の流れもありますが、会社としての単独の経営課題として、「ルーティーン業務は効率化」し、その分の時間で、「創造的な業務、付加価値の高い業務をしたい」という思いがあります

 

 

いくつか、このyou tubeの講演で記憶に残った言葉として

 

ドルマネジメント(部・課長)に権限委譲した

 彼らが真剣に思いを持って取り組む形にした 

 

トップダウンで進めたが、

 文句はいまこの場か自分に言ってきてほしい

 決して、部下との飲み会の席で愚痴を言わないでほしい

 

・系列の会社で、旧い体質の会社だったあの会社から、

 こういう発想が出てきたということに注目してください

 

・あと2年が大事なんです

 第二次ベビーブームの女性が産みたいと思える環境にしないと、

 絶対数が少なくなってしまい、出生率が上がっても間に合わなくなる

 (20××年の、日本の人口数、生産人口の占める割合の図を示して)

 

ちなみに、これまで私は、働き方変革を、生産性向上という大括りでしか捉えておらず、この最後の、女性という視点は、私の中でも正直弱いところがありました

 

あらためて社内の女性を思い浮かべると、たしかに優秀で、彼女達が戦力として、いつまでも意欲をもって会社で活躍してほしい

 

母としての家庭での立場

働き手としての会社での立場

妻としての立場

 

いろいろありますが、女性は男性よりも、複数の立場、タスクを柔軟にこなせるポテンシャルがありそうな気がします

 

その環境を整えていくことは、われわれ男性の役割でもあり、社会としても大事なことだと感じました

 

それでは今日はこの辺で

月曜日ですね...  1週間、健康で元気にお過ごし下さい

いってらっしゃい!

 

 

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ふるさと納税、水俣市の御礼状に、ちょっぴり心が動いた!?

水俣市ふるさと納税お礼状

水俣市ふるさと納税お礼状

 

おはようございます

日曜日の朝、皆さんいかがお過ごしでしょうか

 

先日、水俣市からふるさと納税の御礼状が届きました

水俣といえば、残念ながら、どうしても日本の高度経済成長期に、公害病として有名な、水俣病のイメージが強いです

まさに、日本中からラベリングされていたと言ってよいのではないでしょうか

www.nagotaro.work

日本中、旅行したい先として、好き好んで、水俣に行こうと思う人はいなかったのではないかと思います

 

もう公害自体は過去のこととなっていますが、小学校の教科書で、この公害をどう取り上げているか

 

皮肉にも、すべての日本の子どもは、「歴史」として学び、ラベリングが再生産され続ける仕組みができていてしまっているかもしれません

 

私自身、ふるさと納税で、デコポンを探していて、それが水俣のものだと分かったとき、正直、この公害のイメージが想起されたました

 

www.satofull.jp

 

でも、冷静に考えると、そもそも魚介類ではないし、公害自体は過去のことだしと思い、逆にそう思ってしまったことに、若干の後ろめたさを感じながら、寄付のボタンを押しました

 

 

そして、まだデコポンは来ませんが、先に届いた御礼状、コピー紙でなく、和紙に記されたもの

 

他の自治体のは、お礼状と納税証明書が1枚のものもあれば、お礼状と納税証明書が別々に入っているものが多くて、ほとんど読まずに捨ててしまっているのが実際です

 

珍しいな~ ちょっとお金の無駄遣い?(失礼)ではないかな~と思いつつ、目を走らせると、

 

不知火・・・八代海で、真夏に見られる、怪火現象とのことですが、なんとも文学的な名前が出てきてきたかと思うと

 

「かぞくいろ」という映画、

肥薩おれんじ鉄道・・・

おれんじ食堂・・・

これは、おもしろそう

 

「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」という映画は、ちょうど今上映中のようですが、

どうも、良さげな作品です

www.railwaysmovie.jp

まさに旬の話題で、これを活かさない手はないですよね

 

それに、「肥薩おれんじ鉄道」とは、なかなか郷愁をかきたてるネーミングですね

肥後と薩摩を結ぶ肥薩おれんじ鉄道

 

2014年の産経ニュースによると、少なくともつい最近までは苦境にあったようです

www.sankei.com

ニュースによると、テレビプロデューサーや商社マンを採用し、観光列車「おれんじ食堂」を導入するなどして、必死に立て直しを図ります

 

そして、背景はわかりませんが、映画化の対象として取り上げられることになりました

さらに、水俣市は、ふるさと納税の仕組みを活用して、観光客の誘致を試みる

 

どこまで人を呼び込み続けられるかは、仕掛け、仕組みの継続如何かもしれません

でも、「肥薩おれんじ鉄道」や「水俣市」がやろうとしたことはナイスチャレンジだと思います

 

マスメディアを活用しながら、自分達へのラベリングを張りなおす

 

もしかすると、1回きりのチャンスを活かしきろうとしているように感じます

 

ちなみに、マスメディアは、扇情的な記事を書いて、ネガティブな影響を社会に与えている面もあると思いますが、がんばっている人を応援する力を持っている

それは、素直に認めなければいけないとも思いました

 

話を元に戻しますが、何より、水俣市の”ふるさと納税”を活用した、今回の取組みにリスペクトしたいです

年末に、心温まる、ちょっとほっこりできる御礼状をいただいたことに感謝したいです

 

それでは、今日も良い日曜日をお過ごし下さい・・・

 

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Paypayの話をきいて・・・ヨガの八枝則を思う

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聞く

 

おはようございます

 

今日は、最近、自分が感じたこと

「あーおれってふわふわしてるなー」と感じたことから、書かせていただきます

 

数日前、会社の同僚から、Paypayで買い物をすると20%戻ってくる

ビッグカメラでも・・・、でも期限があるという話をききました

 

ほんまに?

すごいやん!

 

家に戻ってきて、妻に早速話しました

たしか、電化製品を買い換えたいと言っていたので、これは早く伝えないとと思ったからです

 

妻は冷静に、「そういえば、学校でも噂になっていた。だけど、しばらく様子をみたい。」と

 

そこまでの、私の心の動きは

 

①そんないい話があるんだ、いち早く動かないと・・・(やや興奮

②妻も知っているし、世間ではもう一般的な話なんだ・・・(ややがっかり

③なんだか、自分は本当に単純なんだなー ・・・(自分に対しての嫌悪感

 

日頃、断捨離とか何とか言っているけど、「得するよ、早くしないとー」という話には飛びついて、感情が翻弄されている

 

ここ数年、家族に迷惑をかけたりしたこと、自分自身を大切にできなかったことを振り返ると、"執着心”とか"嫉妬心”だったんだと思っています

 

なんだか、その頃のことを思い出してしまいました

結局、オレって、変わってないなー

 

でも、そういった感情を全否定をするつもりはありません

なぜなら、自然と沸き起こってくる感情は、どうにも消せないから

 

今は、自分自身の喜怒哀楽の感情はむしろ肯定したいと思っています

なぜなら、それがパワーとなって、前に進むことがあるから

 

ただし、「怒」と「哀」は、たな卸しするに越したことはない

それが自分の身を滅ぼしかけた原因

そこに執着してしまっては、何も生まれない

 

今は、そういった執着心は、朝のジョギングで、すっきりしよう、ただそれだけです

私にとって、ジョギングは、実は大分自分にとって、大事な習慣になってきました

 

 

そして、それは、大分おおげさですが、ヨガの八枝則とつながっています

(もし、ヨガを真剣にやっていて、勝手につなげるな!?という方、ごめんなさい)

 

皆様は、ヨガの八枝則というのをお聞きになったことはありますか?

 

そもそも、ヨガにはいろいろな流派がありますが、アシュタンガヨガというヨガのカテゴリーがあって、これは八枝則のヨガという意味だそうです

 

八枝則とは、

1.ヤマ(禁戒・道徳律)

2.ニヤマ(勧戒・浄化と学習)

3.アーサナ(座法・ポーズ)

4.プラーナヤーマ(調息・呼吸のコントロール

5.プラティヤハーラ(制感・感覚のコントロール

6.ダーラナ(集中)

7.ディヤーナ(静慮・瞑想)

8.サマーディ(三昧・自己実現・悟り)

 

このうち、世間的に言う、ヨガのポーズをとることを3.アーサナと言うようですが、アシュタンガヨガの世界では、8つの内の一つでしかないようです

 

この八枝則は、それぞれ深い意味があると思いますし、その中でも1、2 ヤマ、ニヤマは、さらに幾つかのカテゴリーに分けられていて、「道徳」として、尊重すべき内容が記されています

 

説明が長くなってすみませんでした

 

この八枝則に示されるキーワードは、まさに自分にとって、ジョギングを通して、近づきたいこと

 

ヨガが、「怒」、「哀」からの執着心も含めて、毎日、心のたな卸しというか、洗い流す、きっかけを与えてくれるというなら、

自分にとってのジョギングの意味もそれに近いです

 

Paypayから、大分話しが遠くなってしまいましたが、自分の心の動きを眺めて、あらためて、思ったこと

 

まあ、ええやん

人間だから、「得したい!」と思って、ちょっと気持ちが高ぶっても

ただ、毎日、身体も動かして、自分の気持ちすっきりさせよ・・・

 

ということです

 

あと、時々、芥川龍之介の小説「杜子春を思い出してしまうのですが、

 

人は、いろいろな感情を放棄して、永遠の平和とか極楽の世界という空想の世界に居続けることは、できない

 

人間らしいということは、むしろ感情豊かであること

 

だけど、感情に溺れて、あるいはモノや富、はたまた恨みや怒りに執着して、それに身を委ねるのは愚か

 

ということで、今日も感情豊かに過ごしたいと思います

 

今日は金曜日、会社勤めの方は、一区切りという方もいらっしゃることでしょう

そうでない方も、どうか皆様、よい一日をお過ごし下さい

 

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企業における危機管理広報のあり方 ~うそを貯めずに、すっぱり謝ることができる!?~ 

記者会見

記者会見

 

おはようございます

昨日は、会社で危機管理広報についての研修会を行いました

 

危機=クライシス

 

たとえば品質問題、あるいは事故、従業員の不正発覚、パワハラ・セクハラで訴えられる・・・など、いろいろな事態が想定されます

 

インターネット社会となり、SNSが盛んになってきて、いわば誰もがメディアを持てる時代になってきました

 

それにつれて、今まで水面下で隠れていた企業の中の問題が表面化しやすくなってきています

 

そういった問題が、オモテに出てきたときに、いかに情報を正しく収集し、対外的に企業としての広報を行っていくか

 

企業が社会的に”一発退場”にならないためには、それなりの備えをしておく必要があります

 

昨今も、某ダンパーメーカーの品質問題、某自動車メーカーの役員の不正問題といった、企業価値を大きく左右するような"危機”が発生しました

 

また、その後の記者会見まで含めて、”危機管理広報”の巧拙が問われることになって参ります

 

この危機管理広報は、”一見もっともらしい仕組み”を構築しても、マニュアルを置いておいても、何の役にもたちません

 

 

実際に大事なのは、

①トップの意思、人格、広報マインド

②役員~従業員まで、その企業の風土(風通しの良さ)

③広報部門の対応の巧拙

と言えます

 

①トップの意思、人格広報マインドについて

かなり前になりますが、某食品メーカートップの、「オレは寝てないんだ」発言が思い出されます

 

社会部の記者は、社会正義に照らして、一般の方を代表して「企業を糾弾する」ことを役割と自認しています

 

また、「スクープ」をとるために、夜討ち朝駆けを厭いません

自ずと、言動も"刺激的”になります

 

でも、その記者の向こうには、”一般の方”がおられるということを忘れてはなりません

 

日頃、奥の院で他の役員・部下にかしずかれているトップが、急に世間の冷たい風の中に、さらされることになる

 

こういうときにこそ、西郷さんではないけれど、その社長が、どれだけ「意思」を持って事に当たるか

また、逆風の中で、「意思」をしっかり持ち続けるための「人格」があるか

そして、向き不向きは別として、「広報マインド」があるかが、問われます

 

不祥事が発覚すると、人はどうしても希望的観測をもってしまいます

 

これはそれほど大変なことではない、限定的な影響しかない、

あるいはやむを得なかったんだという解釈をしたくなります

 

たとえば、かなり前ですが、食品偽装問題

「"偽装”ではなく”誤表示”なんです」、と一生懸命、企業は説明しようとします

 

確かに、自分達がその立場に追い込まれたら、そう言いたくなる気持ちもわからないではないですが、

一般のお客さんから見たら、どういう説明が適切かが見えてきます

 

少なくとも”誤表示”で、「うっかり間違ったんです」は、それこそ、欺瞞と受け取られかねない

 

やっちゃったら、ごめんなさいと謝る

一気に、問題を出し尽くす

 

謝るタイミングもあります

ずるずると言い訳を重ねて、最後にトップが引きずり出されて、会見というパターンが多すぎるようです

 

もっとも、自分達が仕えているトップに、「記者会見にこのタイミングで出てください」と、やすやすと言える部下はいません

 

それは②の企業風土の話につながってきます

 

問題があることを把握したときに、ちゃんと情報が上がってくるか

 

隠したい部門、人が、強引に隠蔽しようとする体質と、それをちゃんと出そうとする風土とのせめぎあいです

 

それはもう全力で隠したいわけです

問題を抱えている立場の人は、何しろ自分の進退がかかっています

 

代々不正や隠し負債が引き継がれていくというのは、よくあります

 

バブル崩壊時期の某証券会社も印象的でした

前のトップから真実をきいて、えっと驚きますが、自分は蓋を開けずに、次の世代に引き継いでしまう

 

隠すほうも真剣なら、誰かがそれを知って明らかにしようとするのも勇気がいる

これは、もはやテクニックとか仕組みとか、そんな表面的な話ではありません

 

役員、従業員一人一人の人格、そしてその集合体である企業の風土が問われます

 

最後に、③広報部門の対応の巧拙

 

広報部門は、その企業の外に片足をおいて、社内:社外が、4:6くらいの割合のスタンスでいる感覚が必要だときいたことがあります

 

なにかがあったら、会社ぐるみで、必死に世間様に対して身を守ろうとします

 

その時に、冷静に、世間様がどう自分の会社を見るのかを考えられるのは、広報の役割

 

あと、問題を出し切って、原因を明らかにしてくための、腕力が必要

 

広報部門が、たんなるお飾りだと、トップや他の力がある部門の言いなりになってしまい、翻弄されるだけになってしまいます

 

以上、朝から、あまり気持ちの良い話題でなくてすみません

私自身、昨日学んだことを自分が忘れないためにも、ブログに書かせていただきました

 

 

なお、企業広報だけではなくて、個人でも同じことが言えると思います

 

家庭という小さな社会でも、

配偶者に対して、子どもに対して

自分のクライシスをどう管理し、広報するか

 

一番大事なのは、「うそをつかない、早めに告白する、ちゃんと謝る」

 

自分に対するうそも、周りの人へのうそも、貯めるとだんだんつらくなってくる

泥沼にはまる

 

いま、私が朝できるだけジョギングして、気持ちをすっきりさせようとしているのも、理由がります

 

心の断捨離をして、うそをためない状態をつくりたいからです

 

年末もだんだんと押し迫って参りましたが、一年を振り返って、少しずつ、心の大掃除もできればと思います

 

それでは、みなさん、どうかよい一日を迎えられますように

行ってらっしゃい!

 

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観光地のアテンド、事前準備が足りなかった ~各務原から犬山へ~

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犬山城(「犬山観光情報」より)

 

今日の厳しい冷えこみとは対照的な春の犬山城

桜が美しい場所です

 

昨日、土曜日は夕方まで、某国の大使のアテンドのお付き(要は鞄持ちです)で、各務原から犬山まで足を伸ばしました

 

各務原という地名は”かがみがはら”以外にも色々読み方がありますが、最近では町おこしで”キムチ”を使ったことでも有名になったようです

産業としては、川崎重工の主要拠点があり、また何といっても、自衛隊の航空基地、かつての陸軍航空隊の基地があったところでもあります

柳田邦男氏のノンフィクションで知りましたが、零戦は、三菱重工の名古屋の工場から、そこまで延々と牛車で運ばれてきて飛び立っていったとのこと

 

このような航空機の世界と切っても切り離せない街にあるのが、「岐阜かがみがはら航空宇宙博物館、通称"宇宙博”

この長ったらしい名前も、どうしたら日本中の皆さんに分かってもらえるかという苦肉の策だと思います

展示物は、日本の航空機製造、宇宙開発の発展史

過去の実機もかなりの数、展示しています

 

実は大使は、元々工学系の大学を出られていて、メカニカルなものがお好き

この博物館も、馬籠・妻籠の宿をはじめ、いろいろな代替選択枝からご自身が選んだものでした

一方、アテンドする役員も、私も、ばりばりの文系で、正直あまりよくわからないし、深くは興味を持っていません

 

この博物館で目玉の「飛燕」という飛行機は、戦時中、日本で唯一の量産型液冷式エンジン・・・ということですが、それが何がすごいのかがわかりません

機体はスマートですが...

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飛燕(「ふらっと旅ぎふ」より)

そもそも、戦争に関するモノの展示については、説明しづらい

その国と近しい国と、当時の日本は浅からぬ関係

 

ところが、前日、こともあろうに、セレモニーに大使と一緒に出ていた、ある市の市長(各務原ではありません)は、きわめて失礼にも、第二次世界大戦で、日本とその国と近しい国との関係がどうのこうのと言及しています


それがあってかどうかはわかりませんが、大使は、じっとスマホに映し出される説明を見て、足早に過ぎ去っていきました

ちなみに零戦の試作機の展示もありますが、一言も触れません

 

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十二試単戦(「ふらっと旅ぎふ」より)

車ならまだしも、航空機となると、その発展史は、戦争と切っても切り離せない

大使ともなると不用意に発言できないでしょうし、このメインの戦時中の実物の機体の展示の前では、私もなんとなく気まずい感じがしました

 

ちなみに戦後の国産飛行機も沢山展示しています

小学生くらいの、理系?好き、メカ好きの男の子なら喜ぶでしょう

 

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戦後に開発された国産飛行機(「ふらっと旅ぎふ」より)

 

あと、写真は割愛しますが、ロケット開発に関する展示物が、2Fにあります

 

さて、昼から犬山へ

車で20分くらい、木曽川を渡って、愛知県側に戻ります

名鉄犬山ホテルでお昼を食べた後、ホテルの敷地内、有楽園内にある「如庵」というお茶室を見学しました

 

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如庵(犬山観光案内所サイトより)

ここは、文系でも、お茶に興味があまりない我々は、予習があまりにも不足していて、午後になっても冷えた空気の中、何も説明できず

 

出てきたのは、国宝というキーワードだけ

せめて、有名な権力者(織田信長)の弟(織田有楽斎)が建てた茶室で、ちょうど400年前のもので移築されてきた・・・とか言えば良かったのですが

 

冬の季節で、日本庭園というのは、雪でも降らない限り少し寂しいし、お茶室もある程度は薀蓄がないと、良さというか、特徴を説明できない

 

最後は、冒頭の写真の犬山城

さすがに景色は良かったですが・・・

 

春か秋なら、桜や紅葉を楽しみながら、「普通に来て良かったね」です

でも、冬に外国人を案内するなら、それなりに下調べしていかないと、本当に冷えた空気が流れかねない、という教訓になりました

 
最後に、今回の小さな旅で、大使という役目をきちんと果たそうとするそのお姿には、リスペクトを感じました

 

たとえば、事前に大使の秘書からは、正座して抹茶を飲むのは好まない、お城は好きではないと聴いていましたが、結局両方とも、大使は、どちらも我々のお誘いにいやなそぶり一つみせず、積極的に受け入れて下さいました

 

また、旅の途中でどんな人に対しても、感謝の気持ちをはっきり言い、街の人から、話しかけられたら、しっかりと誠実に話されていました

 

本当に上の立場の人は、自分の立場や発言の影響力ということをわきまえ、慎重に発言する一方、気さくにコミュニケーションするということを実感しました

 

それでは、今日はこの辺で

 

明日は月曜日ですね 

ゆっくりお休みください

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